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私が大抵いいなって想う男性は? 殆ど既婚者だと分かったの!

作者: 七瀬





”私が大抵いいなって想う男性は? 殆ど既婚者だと分かったの!”



私が最近好きになった男性ひともそうなのだが、みんな結婚している。

しかも? ”殆どの男性が愛妻家。”

奥さんの事が大好きで、子供達が優先!

仕事が終われば真っ直ぐ家に帰る男性ひとに私は恋をする。

勿論! 私もよく分かっている。

”結婚している男性ひとを好きになってはいけない事も、、、。”




・・・でも? ”独身の男性ひとは何か物足りないというか?”

これは私の勝手な考えではあるが、独身の男性ひとには余裕がなく

結婚に焦っているか? 遊び足りていない肉食男子が多いように感じる。

女性を遊び目的で選ぶ男は? ”そもそも身体目的だから話す内容も

軽いし、適当な事を言っている男性が多いと思う。”

結婚を目的とする男性は? ”結婚相手に多くを求め過ぎなのか?”

あまりその女性ひと自身を見ていない。

彼は彼女の何を見ているのだろう?








 *






そして私は最近好きになった男性ひとに少しづつ近づき、

恋愛関係にもって行く。



『”ひょっとしたらだけど? 小泉さんって俺の事好き?”』

『えぇ!? 今頃気づいたんですか?』

『”でも俺、奥さんも子供も居るよ。”』

『それが何か問題があるんですか?』

『”小泉さんっていい度胸してるよねぇ~”』

『澄川さんの奥さんには勝てませんよ。』

『俺は妻を愛しているし、裏切るような事はしたくないんだ!』

『”じゃあ、奥さんに絶対にバレなきゃいいじゃないですか。”』

『おいおい小泉さん、マジで言ってんの?』

『”私! 本気です。”』

『・・・・・・』

『そんなに考え込まないでくださいよ~冗談に決まってるじゃないですか。』

『・・・そ、そうだよな、もぉ~俺を揶揄わないでくれよ~』

『でも澄川さんが本気で私と不倫がしたいって言うんだったら私は何時でも

いいですけどね。』

『おいおい、それも冗談なの?』

『どうでしょうねぇ~澄川さん次第ですよ。』

『・・・・・・』







それから数日後、”私と彼の不倫がはじまった!”

男なんて本当にチョロいもんよ。

不倫がしたい男は、不倫相手の身体が目的なだけ!

でもそこから愛情に変り、不倫相手に気持ちが向くモノ。

奥さんの事を心から愛してるとか私に堂々と言ってたくせに、、、。

今では私に、”君だけを俺は愛してる”とか言うのよ。

もう奥さんの事なんか愛してないじゃない!

だからきっと奥さんに、”不倫相手の私の事がバレる日が来るわ。”

女の勘って本当に凄いんだから。

まあこれもそれも、”今まで不倫しかしてこなかった私しか分からない

事なんだけどね。”




『”今日はココに泊っていくんでしょ?”』

『そんなの無理だよ、家に帰らないと嫁に殺される!』

『”じゃあ、奥さんと私、どっちを愛してるの?”』

『勿論! ゆんなだよ。』

『奥さんよりも?』

『あぁ、嫁の事はもう愛してないよ、ゆんなと付き合ってよく分かった!』

『あんなに愛妻家だった貴方が随分と変わったのね。』

『”俺にはゆんなさえ居てくれればそれだけでいいんだよ!”』

『弘人!』

『嫁とはいつか離婚する! そして俺はゆんなと人生をやり直すよ。』

『・・・こ、子供はどうするのよ?』

『嫁に子供達は面倒を見させるよ、俺は養育費だけ払ってさ。』

『弘人、アイシテル!』

『俺もだよ、ゆんな。』







 *






・・・この男性とは3年付き合って、今も不倫関係は続いているわ。

奥さんには一切バレてないみたい。

相当、鈍感な奥さんなのか?

知ってて彼を泳がせているのか?

よく私には分からないけど、相変わらず私は彼と体の関係を続けている。

もう好きとか愛とかそういうのは私には分からない!

”人のモノだから興味があるだけなのかもしれないし。”

ただ私からこの不倫関係を終わらせる気がない!

どうせ終わるなら? ”奥さんに私達の不倫がバレた時ね。”

タダじゃ終わらせないわよ。

修羅場を彼に味わせてやらないと、その時彼はどんな顔をするのか

今から凄く楽しみだわ。


最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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