それはある7月のこと…2
すこし投稿期間が伸びてしまい申し訳ないです。
(誰も読んでないと思いますがw)
もし、またこの作品を読んでくださっているかたがいればめっちゃ嬉しいです!!
前回と同じように文がガバガバかもしれないですが、そこは許してください……
「晴人…本当にそうなの…?」
「そうよ!私と晴人は将来を誓った仲よ!」
「ちょっ!待て!おかしいぞ!そんな記憶無いぞー」
そして、晴人に咲希が抱きつき美咲に自慢するかのように言う。
「美咲ごめんね?もう私の晴人なの!」
すると、さっきまで昇降口でたむろっていたクラスメイト達がぞろぞろと教室に入ってくる。
「お、原石おはよu………おいその子今朝のかわい子ちゃんじゃん!何してんだよ…晴人!」
「晴人絶対許さない。見損なったよ…」
「リア充滅びろ、慈悲はない。」
(ちなみに原石とは晴人の名字である。)
クラスの男子からのヘイトが全て晴人に向く中、晴人に未だに抱きついている咲希。
それを白い目で見る男子たち。
あ、これが本当のまずい現場か。見る前に体験するとは俺もなかなかだな!(てへっ)
晴人は弁明に弁明してなんとか誤解を解いてもらい朝のホームルームが始まった。
「えー、みんなは知ってると思いますが転入生として柏原 咲希さんがクラスに来てくれました。席は…原石の隣空いてるしそこで」
「おいおいまじかよ。あいつうぜぇ…」コソコソ
「原石美咲ちゃんの次は柏原さんかよ…タヒね」コソコソ
ん?今俺なんかめっちゃ言われてね?
「よろしくね、晴人」
「おっおう。またよろしくな。」
そんな感じでホームルームは終了し何事も無かったかのように放課後となった。
「晴人!」
「どうした?咲希」
「お父さんがあなたに会いたいって言ってるから私の家来てくれない?」
「久しぶりだし行かせてもらう!」
「決まりね」
といいながら、ウインクする咲希に晴人の心は一瞬奪われた。こんなことまでするようになったんだ…。
昔のことを思い出しながら校門まで2人で歩いたら、黒の送迎車が1台待っていた。すると、その中から黒いスーツをまとった1人の女性が出てきた。
「おかえりなさいませ、お嬢様。そして、お久しぶりです、晴人様。」
咲希は柏原財閥の一人娘であり将来柏原財閥を引っ張る人間である。
「お久しぶりです、紫苑さん。あと様付けしなくていいです!」
「それはすみません。では、旦那様がお待ちですので向かいましょう。」
そして、学校からは約5kmくらい走り咲希の家に着いた。
「相変わらずでかいなぁ…」
「まぁ私の家だからね?」
車から降り約100m近くある庭を歩き玄関につく2人。扉を開けるとメイド達が綺麗に整列し晴人を盛大に迎えていた。
「晴人君。久しぶりだね。向こうの部屋で少しお話でもどうかな?」
「はい。喜んで。」
これから晴人にとっての地獄が始まるとは、まだ晴人しかしらない…
読んでくださりありがとうございました!!
これからも投稿していく予定なので見ていただけると嬉しいです!!
本当にありがとうございました。