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店長はもふもふと出会った。

暖かい。

暗闇の中感じる感覚はまずそれだった。

俺はどうなったのか。

確か魔方陣みたいなのに触れたら、意識が飛んだんだっけ?

不用意に触るべきではなかったのかも知れない。

こんな世界だし罠の可能性を考慮して慎重になるべきだったかもしれない。

と考えているとなんか周りがもふもふしたものに包まれている感覚を覚える。

なんか、とても気持ちいい。ずっとこのままでいたい気分になってくる。

しかし状況を確認しないわけにもいかない。

ちょっと怖いがもうそろそろ目を開けよう。

そっと目を開く。

そこにはふさふさの尻尾のようなものが周りを囲んでいる光景と、その尻尾の持ち主。

狐の耳のようなものを生やした月の色の髪を持つお姉さんがいた。

「…あのー?あなたはいったいどなたですか?」

「お、目覚ましたね?いやー、封印解いてくれてありがとうね!私九尾の月夜!よろしく!」

「え、あ、はい。よろしくお願いします。えーと封印とは?」

「いやー、私この城に封印されててこの部屋に閉じ込められてたのよ。なんか魔方陣みたいなのがあったでしょ?あれ外側から強力な魔力流さないと解除出来ないからどうしようもなくて。普通の人がいくら触れてもどうしようもないからもう諦めてたんだけどあなたが来て奇跡的に封印を解いてくれて!もう感謝しかないわ!」

なるほど、つまり封印を偶然触り、勝手に封印が解け俺は魔力を吸われてそのまま倒れたと。

ほとんど事故だな。うん。

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