表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
19/33

月夜サイド スキル暴走まで

尻尾をベッド代わりにしてあの子を寝かせている。


尻尾に感じる重さすらも嬉しく思える。


当たり前の事がとても幸せだ。


自分が普通に動いていることにしばらく感動していると可愛らしい声が聞こえてきた。


それから自己紹介をして、女の子について尋ねたけど種族以外は覚えてないみたい。


どうやら記憶を失ってるみたいでしかも家族がいないと。


なにか辛いことがあったのかしら。


私もずっと一人だったからわかるけど、寂しいよね。


私は思わず彼女を抱き締めた。


小さくて、あったかい。生きていることが実感できて安心する。


そうしていると安心したのか彼女は眠ってしまった。


あら、可愛い寝顔。


また尻尾に寝かせてあげましょう。


私は貴女の味方だからね。


------------------------------------

それから起きた彼女は外に出て食べ物を探そうと言ってきた。


お世辞にも彼女はまともな装備をしていない。


外に出たときに少しでも安全なように私ははるか昔に集めていた装備を引っ張り出すことにした。


というかもうこの子に宝物庫の中身全部あげてしまおう。


私が持ってても宝の持ち腐れ感が強いし。


あ、あの装備は強力な装備だった気がするわ。


なんか昔すぎて良く覚えてないけど何か追加効果があった気がしたけど。


そんな事を考えていると彼女の装備の見た目が変わった。


可愛すぎる。


どうしましょう。ドストライクなんですけど。


男の子とか言ってるけどそんなはずないわ。


こんなに可愛いんだもん。


どうしましょう。変な扉が開きそう。


愛でたい。愛したい。なでなでしたい。抱き締めたい。


なんか思考回路がピンクに染まってきてなんか良くわからなくなって。


そこからしばらく記憶がとんだわ。














評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ