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春の風

作者: 名雪

春の風にうたれて

あなたのことを思った


涙はあふれただ立ち尽くすことしかできなかった。


一人泣いて今なお

あなたのことを思った


笑顔はできずただ立ち尽くすこしかできなかった。


一人では何もできない

あなたの笑顔は今何処


一人では何も変わらない

あなたが教えてくれた



春の風にうたれて

声を枯らしさけんだ


届かぬ声はただ風にのり掻き消されてしまった


見上げた空は今なお

碧く澄んであなたの笑顔に少しだけ似ていた


言葉ではわからないこと

教えてくれたあなたは今


孤独では何もできない

あなたが教えてくれた


春の風は今なお


変わらぬ風で


私つつんで


励ましてくれた


一人風に吹かれて


春の風を感じて


なにもかもが


変わらないでと


願いをかけた



さよならはまだ伝えない

一人さびしく誓った


さよならはただせつない

あなたが教えてくれた



春の風にうたれて

あなたとの過去思いだすたび立っていられなくなった

ありがとう楽しい日々を

ともにすごせてよかった


ありがとう愛しい日々を


忘れないあなたの笑顔

春の空に似ている笑顔


忘れないあなたとの過去

春の風とともにしまって


ありがとう

ありがとう


あなたと春の風にただただありがとうを言いたい

一人歩いてる私に

春の風が背中を押して進ませてくれた


泣くのはやめよう

強い私であなたのことを思いたいから


空を見上げ笑う私を見守っていてください

どうでしたでしょうか?ぜひ感想をお聞かせ下さい

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― 新着の感想 ―
[一言] 非常に嫌いな作風ですが大変よく出来ています。シンプルな事柄を難しく書こうとすると芸術的テクニックに走りやすいのですがちゃんと読者の立場でかかれ言葉遊びではなく効果的に言葉が配列されちゃんと言…
2008/09/15 05:38 退会済み
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