表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/6

2

ブックマークお願いします!!

まだ話はあんまり進みませんが、次くらいから展開していきます。

落ち続けて三分くらいして異変に気がついた。崖、といっても谷ではなかったのでありありと輝く太陽はハッキリと見えていた。

人は高所から落ちようとするとき、地面までどのくらいの距離があるのか見るのだろうか?自殺した人が居れば聞いてみたいものだ。僕は見なかった。もし、底が無かったとして、引き返したくなる可能性は少しでもあったから。

飛んでみて(しばら)くは目を瞑っているのだが、だんだんと好奇心が湧いてきて、まず目を開けてみる。するとそこには落ちる前と寸分変わらない景色が広がっている。地平線のパースは変わらず、太陽は少し動いているのか?

勇気を振り絞って下を見てみた。地面はあった。そこで思った。

『ああ、いずれ僕はあそこに叩きつけられるんだな』

そして、三分後。地面に全く近づいているきがしなかった。下を見てると地面が迫って来て、そうなると恐くて上を向いてしまう。そしてまた下を見るとやっぱり地面は一旦離れていた。下を見続けてる限り落ち続けるけれど、地面にぶつかるまで地面を見続けてるなんて不可能だ。五百年で忍耐を鍛えた訳じゃない。

なるほどこれでは確かに底がない。しかしそうなると、死因は落下ではなく餓死じゃないか。ならこの崖はいるのか?この食糧のない世界に来た時点で、どうやっても餓死からは逃れられないというのに。苦痛からの解放のために飛び降りる訳ではないらしい。

『それならば絶壁を登ってみるのも一つの手かも知れない』という考えが頭を()ぎった。ワープホールだって、もしかしたら見つかる可能性がないでもない。

上を見上げた。しかし壁の終わりは見えなかった。あれは雲の中に入っているのか、永遠に続いているわけでもないのだろうがわざわざ登ろうという気にもならなかった。もし、僕が手の皮をボロボロにした(すえ)に壁に掴みかかることができたとして、おそらく崖を登る際も、上を見続けていないと振り出しにもどされるだろう。上を見ながら絶壁を登るともなれば、手元が見えなかったり足が外れたりするし、頭をもたげるので重心も後ろにいくだろう。なにより首が痛い。

やはりどうしようもない。何もしない間に日も落ちた。目を瞑ると意外にも早く、眠りに落ちることができた。

グダグダっすねー。一つ一つが長い?

3話からは違うキャラも出てくるんで、ブックマークお願いします!!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ