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藤沢雅2

朝早くから活動していた奈央達は疲れて眠ってしまった。午後から二人で楽しもうと思っていたから非常に残念だ。きっと目を覚ましたら帰る時間になっているだろう。「エアコン代節約よ」と女の子達が泊まっている和室の、奥の部屋に和維達、入り口側の部屋に奈央達が寝ている。


オレは母さん達と一緒に各部屋の後片付けを始めた。荷物はもう玄関に運んであるので掃除もすぐに終わった。

母さんが「水分補給をちゃんとしなさい」と清涼飲料水を渡してくれた。その場で開けて1口飲む。


「お母さん達ここでゆっくりしてるから、雅もちょっと休みなさい」

「うん、そうする。上行って休むよ」


オレも休むことにした。



顔がみたくて堪らなくなり、奈央が休んでいる部屋にそっと入る。

片桐さんと妹さんも眠っているが、オレの目に入るのは奈央だけだ。

寝顔を見たくて近付く。畳の上に直に横になっている。お腹にバスタオルが掛けてあるだけだ。上下する胸とすらりとした足にも目がいってしまう。


「無防備過ぎるでしょ」


と呟いてしまった。

寝顔を覗き込む。その寝顔を携帯で撮ろうかと構えたがシャッター音がしそうなので、デジカメを取りに部屋を出た。静かに、でも急いで戻って来るとそれで寝顔を撮った。

そのまま10分位見ていたが奈央も他の人も起きる様子はない。

深く眠っているみたいなので、頬にチュッとする。いくつも降らせてみるが起きない。オレのリップ音だけがする。そっと上半身を抱き起こし、自分の胸と腕で支えた。着ているワンピースのボタンが上から3つも開いていたので、服の中が見えてしまう。

我慢できずに、奈央の唇にオレのを重ねる。起きないのをいいことに、角度をかえ何度も口づけた。


んんっ…という声がして、まつげがふるえる。うっすらと目が開いたが、


「まだ眠っていていいんだよ」


と言うとすぐに眠ってしまった。少しだけ頭を撫でる。寝息がきこえてきた。


オレは想いと欲求をぶつけるように、再び何度も何度も口づけた。オレが抱えているせいで暑くなってきたのか、うっすら汗ばんできてしまったが離したくない。

清涼飲料水を口に含むと奈央に口づける。少し口が開いた所に流してあげると、コクンと飲み込んだ。もう一口飲ませる。更にもう一口。もう十分だったのか唇の端から流れてしまった。それを舐めとる。

鼻から抜ける声がしてゾクゾクした。なんとか服の中に手を入れたい気持ちは押し止めたたが、見える胸元の深くに吸いつき、印をつけてしまった。見えないように、ボタンを1つ留めた。

離れ難かったが、このままここに居るとマズイと思い、奈央をそっとおろし、キスをした。色っぽい声がもれてくる。

本当に名残惜しいと思いながら、一人になれる部屋へ行った。

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