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エピソード01 みそしる

俺は、皆口良太(みなぐちりょうた)

最近、結婚したんだ。

嫁の名前は吉乃(よしの)

そんな俺の可愛い嫁なんだが、ちょっと天然入ってるんだ。

聞いてくれ。


ある日、嫁が味噌汁が出来たって俺の前に出したんだ。

俺は、「いつもありがとう、愛してるよ。」と返してお椀を見たんだけど・・・・


な、なんか、色がおかしい。

お味噌汁って言ったら普通茶色系だよね?


で・・・・でも・・・・紫なんだ・・・


な、なんだよ紫って・・・


で、でも、俺の可愛い嫁が見てる。

それに、俺は出されたものは全部食べる主義だ。


な・・・なんか酸っぱいぞ?

しょっぱいんじゃくて、酸っぱい。

しかも、どこかで味わった事がある懐かしい酸っぱさだ・・・


ま・・・まさかね・・・・・


と、とりあえず、具も食べてみよう。

黒くて縮れてる・・・

これは、ワカメかな?


おい!

まて、これはワカメじゃないぞ?


これは、「しそ」だ・・・・


俺の可愛い嫁は、

「みそしる」じゃなく「しそしる」を作っちゃったよ。


「吉乃・・・これ」

と、お椀を俺の可愛い嫁に見せると、吉乃もちょうど口に入れた所で、

「あ、ごめん。間違えちゃった。」

と、2人分のお椀を持って台所に戻っていった。


まぁ、2回も間違えることはなかったんだけどね。


え?しそしる?

知ってる?シソジュースって。

みそしるの鍋の隣で、そのシソジュースを作っていたらしい。

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