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この作品には 〔ボーイズラブ要素〕が含まれています。

BL短歌

作者: ぶる
掲載日:2026/06/09

金曜は二人でホラー映画の日くらやみだから手だってつなぐ


怖いからポップコーンは諦めて右手にコーラ左手は僕


年上の君が甘えてくれるのはホラー深酒出張帰り


ペアルックだねって笑うティーシャツは量販店で三枚幾ら


シャンプーも整髪料もおなじはず愛しくなってまた鼻よせて


いい男ってつぶやけばドヤ顔で射止めた君はかわいい男


エアコンの掃除係りは任せます脚立いらずに腹が立つけど


乾燥機シャツを縮ませ怒らせたぴったりだから貰っておくね


眠りつくときに巻かれる長い腕うらやましくて幸せすぎて


じゃんけんで勝ったから今日は俺が上よろこぶ君はいつもチョキだね


いつだって応えてやりたいとこだけど僕が泣かせる君が可愛い


不器用に腰ふる君を見上げたら抱いてほしいと言った気がして


ブロマンスよそおい肩にまわした手嘘だけうまくなる腐れ縁


飲みかけのアイスコーヒー差し出されカランと氷ストローに熱


恋人じゃなくて友達僕たちはセックスしない仲なんだから


汗くさい匂いでもいいもう少しもう少しだけ近づく権利


やわらかいとか甘いとか君のそれだったらもう荒れてたっていい


うつろいを連れの白髪と皺で知り鏡のぞいて俺もかと笑み


おはようのキスなどとうになくなって夜は夜とて手を繋ぐだけ


気がつけばかわいくもなく年老いて子なし親なしじじいがふたり



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