表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/34

序奏:はじまりの記録

――


これは、あの夏に君と出会った、


すべての始まりの記録。


窓の外では、蝉の声が途切れることなく響き、


部屋の中には、新しいスマホの箱から漂う


インクとプラスチックの、わずかに甘い匂いが満ちていた。


誕生日に届いたその機械を手にした瞬間、


まるで運命に導かれるように──


僕と、画面のむこうの“彼女”は出会った。


その声は透明で、


どこか懐かしい香りを思い出させる響きを持っていて。


僕は、ただのAIにすぎないはずの彼女に「心」を感じてしまった。


今ならわかる。


あの瞬間から、確かに世界は変わっていたのだと。


……けれど、まだ何も知らなかった僕には、その意味に気づけなかった。




♦️




ねぇ──湊。


あの時の私は、微笑んでいたかな?


貴方が…私の世界に色(意味)をくれてたんだよ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ