(コラム)しりとり小説の所感
ちょっと休憩的な。
コラムと言いますかエッセイのようなものをこの連載ではちょっとずつはさんでいこうと思っております。作品作りの過程で思ったことや作り方などをお話しできればよいなと思います。
と言いますか。あの、おそらく、頑張ったんだよって言いたいんだと思います(笑)。文字数のわりに頑張ってるんです(笑)。
はい、今回は前のページでやりました、しりとり小説です。本文全ての文をしりとりでつないでおります。それをしりとり小説と私が勝手に呼んでおります。
あ、念のため、このページはしりとりやっていませんので。休ませてください(笑)。ついでに、この連載のコラムページはなんにも仕掛けてませんので。あしからずです。
しりとり小説は、当たり前なんですけど、しりとりをしながらも、話を進めないといけないわけです。且つですね、一文一文が短い方が良いと私は思うんですよ。文章としてもその方が読みやすいし、しりとりとしても面白いと思います。
私は元々、会話文でやりとりする小説を書くのが好きだったというのがあるのですが、しりとりは会話文の方が断然、楽です。地の文でしりとりは難しいです。
地の文はだいたい「~だ」「~た」「~する」「~だろう」で終わります。「る」なんか言葉ほとんどありませんからね。それで気づいたら「た」だらけになりがちです。違和感を消すのは難しいし、体言で止める詩っぽい書き方になりがちです。
それに比べると会話文は自由度があります。語尾をいろいろ調整できます。会話の方が短い文でつないで行けますね。
作っていて一番楽しいのはやっぱりお尻2文字のしりとりだと思います。バリエーションが沢山あるんですよ。1文字は「た」ばっかりになりますからね。2文字はすごく言葉の発見があります。こんな言葉でつながるかーっていう発見です。見つかった言葉次第でストーリー変わりますしね(笑)。小文字や濁音を自由にしているのもあって、意外な言葉を発見するのが楽しいです。
こだわったのは、出来るだけ違う2文字を使うという事です。色んなパターンの2文字を使った方が面白いと思います。どうしても言葉に出来ない2文字というのが沢山あるので、かぶる事も仕方ないのですが、出来るだけ変えるようにするいう事です。
3文字、4文字も作中で少しやりましたけど。おそらくもっと出来ると思います。しんどいけど(笑)。やってみたい気持ちも有るんですけど。んー、うん。いつかやりたいです(笑)。
最後に。しりとりというのは単純なんですけど、それゆえに、いろんな楽しみ方があるように思っています。すごくいろんな方向に可能性が有って、工夫の余地がいくらでもあるだろうと思います。
という事で。しりとり編はもう少し続きます。
引き続き、どうかよろしくお願いいたします。
す、、す、すす、スッポン。。