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その他諸々のパングラム

このページで本編は終わりです。


 ここでは、貰い物の自慢をします。それと作者のボツ作品の反省をします。

 気楽なお気持ちでご覧いただきたいです。



◎貰い物



『 蜜柑プラムのパングラム 』 陸 なるみ作


 村文化身につまされて外の()を喜ばせぬ

 なほ癒し明日へ行け

 (たき)(おも)ひうねり智恵湧く

 【蜜柑プラム】


(むらふんかみ につまされて そとのめを

 よろこはせぬ なほいやし あすへゆけ

 たきるおもひうねり ちえわく )

 【みかんふらむ】



コメント:

 紹介作品c.の作者様から頂戴しました。c.にも掲載され(116番目)、そちらで詳しく解説されています。蜜柑プラムの逆さ読み「むらふんかみ」から始まってるんですよ。面白いですよね。

 私の作品と比べると雰囲気のちがいを感じられると思います。滑らかで流れるような文体ですよね。詩歌の趣だと思います。とても美しいです。それから、使われている言葉も私からは到底出てきそうにない言葉が散りばめられています。

 パングラムでこういう表現ができるんですねえ。作風がこれだけ変わってくるという、パングラムの奥深さを知っていただけたら良いなと思います。


 これ頂いた当時は本当に衝撃でしたね。パングラムを数個作っただけの時期だったので尚更です。こんな凄いのをサラッと人に贈れるものなのかと。(サラッとは言いすぎました)

 パングラムってブツブツと途切れた文章になりがちで、こんな始めから最後まで滑らかにならんのですわ。

 ちょっと目が肥えた今見たら、更に良さが分かってきました。これイイネ。




◎ボツ作品


 出来が悪いんですが、抹消するには心苦しい作品たちです。



『 短編集を執筆するにあたって 』


 そも長文ムズめ。

 短いと楽にやれるべ。

 エゴを発露させたわ。

 指折りのマヌケ的なアホね。


(そも ちようふん むすめ

 みしかいと らくに やれるへ

 えこを はつろ させたわ

 ゆひおりの まぬけてきな あほね)


コメント:

 初期に作ったんですけどね。これはこれで悪くないと思うんですがw。ページを割くほどじゃないですね。こんなんでも結構苦労して作った思い出です。



『 その他ジャンルで投稿する事 』


「その他」は気楽にやれ、おもろすな。

 普通ありえぬ本音、マジ出るわ。

 世へ無知見せ、夢・叫びを書いとこ。


(そのたは きらくにやれ おもろすな

 ふつう ありえぬ ほんね ましてるわ

 よへむちみせ ゆめ さけひを かいとこ)


コメント:

 これも初期で、当時は上手くできたと思ったけど。今見ると物足りないですねw。ユルさと堅さの混ざり方が悪いのかなあ。三行のつながりも微妙にずれてますよね。まともに表現ができた初めての作品なんで一応記念です。



『 詩ジャンル 』


 なぜ読み手は逃げ、おらぬ。

 燃え滅びた地。過疎を極む。

 ブクマ一個目ありゃ、ベスト30のれるね。


(なせ よみては にけ おらぬ

 もえほろひた ち かそを きわむ

 ふくまいつこめありや

 へすとさんしゆう のれるね   )


コメント:

 テクニック的には結構好きなんですけどねw。嫌われそうなんでボツです。たまたまこうなっただけなんですよ。



『 桃から生まれた桃太郎(ボツ)』


 どんぶらこ…

 婆やピーチ見つけ、割り。泣く彼さ。

 でね。

 臍を決め、許せぬ鬼の棲む島へ。

 燃えよ、太郎!


(とんふらこ はあや ひいち みつけ

 わり なく かれさ てね 

 ほそをきめ ゆるせぬ おにの 

 すむしまへ もえよ たろう    )


コメント:

 桃太郎は実はかなり苦労してます。小説も同じだと思うんですけど、あらすじだけになっちゃうと面白くないですよね。なんか躍動感が足りないと思ってやり直しました。苦労したんで残しておきますw。



『 桃太郎のラスト(ボツ)』


 より励む犬ら。

 謝る鬼、ひれ伏す。

 殺せんね。

 宝物を得、行き、

 家族皆の幸、永久へ。

 めでたし


(よりはけむ いぬら あやまるおに

 ひれふす ころせんね

 ほうもつをえ ゆき かそくみなの

 さち とわへ めてたし     )


コメント:

 桃太郎の三話目ですが、筋通りにやるとこうなりました。本当のお話はこっちですよね。でもただ筋を追っただけって感じがします。お子さんにお話するならこっちの方がいいかもしれません。



 終わりです。

 反省を活かして今後やっていきたいと思います。



パングラムを最後の章にしたのは、長くなるという事と、認知度が低いかなと思ったからです。

やっぱり楽しいんで、沢山作れちゃいます。言葉あそびの中でも惹きつける魅力が何かあるように思います。

本編はこれにて終わりです。次ページのあとがきで御礼を述べさせていただきます。

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ざまぁ企画
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