色っぽいパングラム
セクシー回。
こんにちは。パングラム、楽しんでいただけているでしょうか。
パングラムにおいて一つのキーポイントになるのが「ぬ」の使い方なんです。「ぬ」のつく言葉というのが非常に少ないわけです。一番使いやすいのは「~せぬ」の打消しの助動詞の形になります。
ここまでに登場したパングラムで、助動詞じゃない「ぬ」の使い方は、「犬」と「憤怒」の2つだけです。それ以外全部打消しで使ってしまっています。
今回は「ぬ」の可能性をもっと広げたいと思います。ですので、助動詞とこれまで使った「ぬ」の言葉は無しでやってみようと思います。
うーん、ただやっぱり厳しかったです。
どうしても。どぅぉーーしてもですね、ちょっと、色っぽくなっちゃいました。
ちょっと恥ずかしいんですけどね、ぜひ「ぬ」に注目して見てほしいです。
3つなんとか作りました。
では、よろしくお願いします。
①
『 未知の夜 』
上着脱がせ、
ホック外し、ひらり、ソファへ投げ、
寝床に倒され、色目♡
やむを得ん。
未知の夜、燃ゆるまで――
(うわき ぬかせ
ほつく はすし ひらり そふあへ なけ
ねとこに たおされ いろめ
やむをえん みちのよ もゆるまて )
②
『 おすすめの下着 』
肩ひも無くし、手前にとめるの。
胸は揺れず、便利よ。
さあ、細い子! ヌーブラをつけろ!
ワキ見せちゃお♪
(かたひも なくし てまえに とめるの
むねは ゆれす へんりよ
さあ ほそいこ ぬうふらを つけろ
わき みせちやお )
③
「 フェチ 」
溺れていく、あまりのフェチ。
分からせねば。
〝ヒンヌー〟こそ、みなをニヤケさす夢。
よろしきツルペタ求む!
(おほれていく あまりの ふえち
わからせねは
ひんぬうこそ みなを にやけさす ゆめ
よろしき つるへた もとむ )
所感
不思議なもので、計らずも文字に導かれて、なんかよく分かんない世界に行っちゃうんですねえ。パングラムって恐ろしいですね。いやほんと。
※お知らせ
紹介作品c.にて、①『未知の夜』の読み替えパングラムが発表されています。さらにエッチぃお話になっております。
「閑話休題ーパングラムの柔軟性についてー蜜柑プラムさまと作風比較ぅー!おまけパングラム117エッセイ」というページ(サブタイ長っ)↓
https://ncode.syosetu.com/n9094fz/117/
R15は絶対につけぬ。




