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(コラム)言葉あそびの小説への応用

コラムが続いてごめんなさい。創作論めいた内容です。



 今回はちょっと作家さん向けの記事になりますね。いや、自分用かも。

 別のコラムでちょいちょい言及していることでもありますが、このコラムでは言葉あそびが小説の執筆にどのように活かせるかを考えてみたいと思います。


 ほんでもって言葉あそびの普及になればいいなあとか、そんな野心もあったりします。誰か作品つくってほしいなあとか。ふっ。



 言葉あそびと深く関わるジャンルは「推理(ミステリー)」と「コメディー(ギャグ)」と「詩」だと私は考えます。どんなジャンルの小説でもこれらの要素は頻繁に取り入れられていますから、カテゴリというよりも小説の要素としてとらえてほしいです。

 それぞれの要素について考えてみます。



・「推理(ミステリー)」


 ミステリー系では、縦読みを使った作品は度々見かけます。感想欄を見ると「うわあ、すごーい」みたいな感想が書かれていますよ。一番労力と反応のコスパがいいんじゃないでしょうか。縦読みをやってみたいと思う人はかなり多いんじゃないかなあと想像します。

 暗号などでは、洒落のような読み替えは使われていますよね。あれも言葉あそびと言えますね。暗号好きな人って毎日ダジャレばっか言ってんじゃないかなあ。ミステリーの暗号になると、おおっ、てなりますよね。なんなんでしょうねあれは。

 アナグラムも暗号に使えそうです。難しそうだけど、その分バレないでしょう。決まると一番クールだと思います。

 タ抜きとかコ消しって、あれはリポグラムかな。違うか。違うな。


 と、ここまで考えて、暗号って大体が言葉あそびですよね。脱出ゲームとかナゾトレとかも言葉あそびですね。うん、やっぱり言葉あそびはいろいろ応用できそうです。 


 などと言うておりますが、私全然ミステリー書けないんですよねえ。へへ。読むのは好きなんですけど。だから書いてみたいです。暗号を何か考えてみようかなあなどと考えております。

「パングラム殺人事件」とかいうタイトルどうかな。なんか面白そうだけど、どういう事件なのか全然分かんないんだけど。




・「コメディー(ギャグ)」


 関係ない話しますけど。このサイトのコメディージャンルって人気有るのか無いのかよく分からないんですよ。表紙に載ってるのはかなりポイント入ってますよね。でも、表紙に入らないとPVはあまり上がらないです。コメディー特化では非常に厳しいジャンルです。

 そういう事もあって、私はコメディージャンルで毎回苦戦しているので、何がウケてるかがほとんど分かっていません。が、おそらくなんですが、ほのぼの系がウケてるんじゃないかなと思っています。腹抱えて笑うより、ほほが緩むぐらいの感じですかね、感覚的で極端な言い方ですが。


 さて、コメディーで洒落を使おうという話になるわけなのですが。軽ーく洒落を盛り込むのは有効なはずなんですよ。ちょいとお遊びという具合で。ファンタジーや恋愛でも軽ーく洒落をはさむとアクセントにできると思います。大笑いを狙わずに軽ーく。

 私の調べでは、ダジャレをメインにした作品でポイントを沢山取ってるのはあまりなさそうです。しかもダジャレを使うにしても、スベリ笑いの方向が多いのかな。

 漫才師のナイツさんやジョイマンさんがブームになったりしていますから、言い間違えや韻踏みは面白いはずですよね。そこまで連打するのは難しそうですが。ちょいとお遊びに使ってみましょうということです。



・「詩」


 そもそも詩って言葉あそびそのものですよね。絶対に詩と言葉あそびは相性がいいはずです。それと私は詩ジャンルを見るのが好きです。

 詩ジャンルでは、韻踏みは少ないけど、文末をそろえたりするのは非常に多いです。軽く言葉をかけるのもありますね。縦読みや、文字の配置を工夫するのもたまに見かけます。川柳や57調でできたものなどもあります。

 ただ、基本的に自由律なのが大半ですね。あまり何か縛りを課そうという流行は無いようです。


 詩に関しては私も自由主義者ではあります。ですが、俳句や短歌には何か秘密がある気がしていて、興味があります。あれできる人ってすごいと思います。私は、詩か詩じゃないかってのは、一文ないし1フレーズの持ってる力、味わい深さだと思っています。そういう意味で俳句や短歌は究極ですよね。これらが、文芸の基礎の役割を担っているように私には思えます。


 いろいろ言いましたけど私、詩も俳句も短歌もおもっきり疎いです。おもっきり疎い奴が言うのもなんなのですが、詩などは小説の技術向上に役立つと思います。なので、詩に何か縛りを課すことも詩、ひいては小説の技術向上に役立つだろうと言いたいのです。

 何より遊び心ですよね。遊んじゃえーという楽しさです。詩ではかなり多様な表現方法があるはずです。いろいろやってみると表現の豊かさにつながっていくのではないかと思っています。


 私もすでに、言葉あそび関連を詩ジャンルで投稿しています。興味を示してもらえている部分も少しはあるように思います。ところで、詩ジャンルはラブでピースでピュアな作品が人気になる傾向がある気がします。が、私の作風が全然それに合ってないですね。ふっ。

 あいうえお作文ならもっとほがらかなのができそうな気がしたりします。ほがらかなのが作りたいです。

 ほがらかに。ほがらかに…



まとめ

言葉あそびって、ほんっっとに、イイ!



エッセイでは創作論が人気らしいので、いつか書いてみたいと思ってましたが、書ける気がしなかったです。こういう感じなら書けるのかなあ、などと思いました。

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ざまぁ企画
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