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ゆうへ  作者: Y.O
1/6

特になし

気になってくれた人ありがとう。


この節目となる日にこれからの日々の為に普段は照れくさくて言えない

自分の気持ちを伝えておこうと思います。


三年前にゆうのことを好きになってから今までいろんなことがあったね。

その〝色々″を想像することもなく、その時はただ、一人の大切な友達を恋人にする事で

いずれ来る別れを覚悟するのに必死でした。それからの日々には喧嘩がつきものだったね。

こんなにも喧嘩が絶えなくて、何もかもうまくいかない根底には

お互いちゃんと愛し合ってる事実があることに気付けるまでずいぶん長い時間がかかってしまったね。

うまくいかない事を自分の中で納得してしまう私に、気持ちを伝える大切さと、心の開き方を

何回も何回も教えてくれてありがとう。


過去をなかったことにはもうしないし、いやだった思い出も忘れはしないけど

ここにそれを乗り越えれた事実がある限り、もう振り返らずに、今のゆうを一生懸命愛しているよ。


ハグを求めて両手を広げている姿に、部屋までの階段をお尻を振り振りしながら登っているのを

見る時に、思った答えが返ってこなくて拗ねてる姿に、電車の空席を見つけて座らせてくれる時に

お泊りが決まった瞬間にうれしくてはしゃぎだす姿に、そんな一秒一秒にだから私はこの人を

好きになったんだって感じるよ。86円の焼き鳥がゆうと一緒に食べれることで

最高においしくて特別なものになった瞬間に、これから先もこの人と一緒にいたいと思えたよ。


環境が変わってしまって距離が遠くなって、不安でたまらなくなったり、寂しくて挫けそうに

なった時には、素直にまっすぐな言葉で伝えあうことを約束しようね。


ゆうがどうしようもない時はすぐに飛んでいくし、元気になるまで側にいる。


私はゆうに何があっても味方やし、優に心底惚れてるし

ゆうと一緒だったからいろんなことを楽しめているのを忘れないでね。


十分な程に感じている愛を、何度も確かめようとして自爆する私のこともこれからも暖かい目で

見守っていてね。


私たちなら絶対大丈夫。そう思えるようになったのもゆうのおかげ

本当にありがとう。

またすぐ会おうね。

ゆう、愛しているよ。


            Aより


   2019、4、22


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