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第3話 スキルを次々と覚えていく感じは快感だなと思った

 俺はダンジョンの地下2階に到達しているであろう。

 引き返すのなら今だが、俺はわくわく感だけが残る。

 そんなことならまだいけるといってみたい。


 相変わらず出てくるのはゴブリンだった。しかし持っている武器がグレードアップしていた。ボロボロで錆びてこそいるが剣を持っていた。

 試に鑑定してみた。


 ゴブリンソード


 男


 Lv.3

HP:60/60

 MP:0/0

 腕力:38

 守り:18

 速さ:16

 賢さ:3

 魔力:0

 幸運:10

 器用:8

 魅力:1


 弱い。なんという弱さだ。俺は剣を持っているが先ほどのゴブリンと同じようにゴブリンソードを普通に倒してしまう。この階層はゴブリンソードしか出ないようだ。

 そして何体か倒しているとレベルが4に上がった。


 そしてさらに何体か倒していると刀術というスキルを取得した。刀を扱う上で補正がかかるというスキルらしい。

 

 そしてさらに歩を進める。また階段を下りる。

 今度は地下3階層に到達した。こんどもゴブリンだった。

 今度も武器がグレードアップしていた。


 ボロボロの錆びた斧を持っていた。名前はゴブリンソルジャーになっていた。ただステータス自体はゴブリンソードとさほど変わらない。しいて言えば腕力が高いのとHPが高い程度だ。


 俺はそれらのゴブリンソルジャーを倒そうとする。持っている特性の西洋剣をゴブリンソルジャーの右側に回り込んで振る。ゴブリンソルジャーは何故か反応が遅い。


 どうした? 俺は殆ど素人だぞ?確かに昔色々あったが、現在は鈍ってしまって素人レベルに落ちていると思う。ゴブリンソルジャーは反応できずに吹っ飛んでしまう。


 ふんっ! 弱いな。


 何体か倒しているとレベルが上がった。これで5だ。


 ついでに道中で回避というスキルを覚えた。回避が上手くいくようだ。

 まだレベルは1だが、上げて行けばかなり回避しやすくなるのだろう。


 そして地下4階層に到達した。今度もゴブリンで今度は素手のゴブリンだった。

 ゴブリンファイターって名前だった。速さが高いようだ。

 だがそれでも俺の敵ではなかった。

 そして道中でまたスキルを覚えていった。


 移動加速というスキルだった。移動力が上がるようだ。

 常時発動スキルのようなので、早歩きみたいな感じだ。

 なかなか使い勝手がいい。


 ついに地下5階層だ。レベルももう10まで上がった。

 SPも350も貯まった。俺はスキル取得可能なスキルの怠惰の飲料水を取得した。

 これで残りのSPは150か。


 怠惰の飲料水の効果はこれだ。


 怠惰の飲料水……5時間に一本出せる。怠惰の飲料水を飲むとMPと賢さが少し減少する代わりに、腕力が大幅に上がる。効果は1時間。(レベルが上昇しても出せる本数は変わらず、ステータス上昇値が変更される、ただし緊急時、時には5時間に一本という制限は撤廃される可能性もある)ただし、飲みすぎ注意。


 なるほどこんな効果なのか腕力が大幅に上がるのなら結構使えるだろうと思う。

 ついでに言うと取得可能なスキルが増えていた。

 現在取得可能なスキル一覧はこれだ。


 物品交換……取得必要SP500


 我城の防壁……取得必要SP300


 成長加速……取得必要SP500


 堕落王の空間ニートワールド……取得必要SP500


 自動マッピング……取得必要SP200


 惰眠を貪れる枕……取得必要SP200


 

 なかなか面白うそうなスキルが増えたな。でもこれってもしかして俺の職業ニートに関するスキルだよね?

 完全にニート関係のスキルがほとんどだ。まあ強い効果なら大歓迎なんだけどな。


 ●●●●●●●



 そして現在地下8階層だ。ここでようやく新しいモンスターが出てきた。

 銀色の毛皮に、鋭そうな爪を持ち、獰猛な顔をした狼。

 ウルフだ。しかも普通のウルフじゃない。


 グレートウルフという名前だ。なかなか強そうだ。


 ここまで新に閃き、受け身、鉄壁の構え、瞬撃というスキルを取得した。

 どれもかなり使えそうだ。


 ウルフが動く、ゴブリンとは比べ物にならない速度で俺に迫る。

 俺は鉄壁の構えでウルフを受け止める。そのままレベルが上がったおかげでかなりの物となった腕力でウルフを地面に押さえつけて、刀で切り裂く。


 一撃だった。そして俺は進むさらに先に。第9階層にやってきた。

 またゴブリンだった。しかし今度のゴブリンは杖を持っていて、ローブを羽織っている。

 そして何やら呪文のようなものを唱えたら魔法が飛んできた。


 白い塊のようなエネルギー状の何かが飛んでくる。俺はそれに吹き飛ばされた。

 なかなか痛い。だがたいしたことない。

 鎖帷子のお蔭で無傷とは言えないがちょっとぶつけたみたいな感じで言うほどダメージじゃない。


 そういや魔法は欄があるが使えないな。

 使ってみたいな魔法。さて俺は俊足の速さでゴブリンメイジに近づいて刀で切りつける。

 近接攻撃に弱かったのかゴブリンメイジは直ぐに死んだ。

 なお今までゴブリン関係なら100体くらいは倒したと思う。


 俺のレベルは既に15にまで上がっていた。スキルポイントも400ある。

 俺は次に狙っていたスキルは成長加速だ。

 このスキルを取ればさらにレベルが上がりやすくなるだろう。

 自動マッピングも捨てがたいが今は成長加速を取るべきだ。


 そして第9階層を抜けて俺は第10階層まで来た。


 そこは一際大きい扉があった。


 これってもしかしなくてもボス戦?

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― 新着の感想 ―
[良い点] なんかぼろくそいわれているみたいだけど、ワタシ的には、好きな作品なので、頑張ってほしいです。  とりあえず★5あげますね?、頑張れ!
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