第334話 星の中から出てきた少女は……
とある群生地帯の隙間にある程度の隕石は星型のシェルターだった。
「ついた」
「ここが地球なんだ」
「地球語会得した」
この少女の名前はメルナ。
母星が爆発するということで緊急避難したらしい。
超能力を使える。
メルナはテレパシーが使える。
「この星の通貨持ってない」
「だから宝石持ってきた」
「この保険証偽造装置で保険証を偽造します」
「そして質屋で宝石を換金します」
うまくいった。凄くお金を得た。120万ぐらい?
これでホテルに住まいます。やったぜー。
メルナはホテル暮らしを楽しんだ。
だが身体能力はかなり高い。
しかもテレパシーだけではなくサイコキネシスも使える。
これで人助けしてやる。
この宇宙船に搭載している装置は色々と作れる。
地球にある仮面に偽装と隠蔽の超異能を付与する。
これを被ると正体が判断がつかなくなる。
メルナは反復横跳びをするように超異能を発揮する。
サイコパンチを連発する。
だが悪党は沈まない。
しかも異能を使ってきた。
やるじゃんこいつ。
だがここで仮面の男が現れて……
◇
この少女は何者だ?
俺はいつも通り悪党を成敗した。
だが不思議な少女と出会った。
「仮面の少女君は?」
「そっちこそ名乗れよ」
「うん稲荷仮面」
「じゃあ私は灼熱仮面とかどうよ?」
「灼熱使えるの?」
「使えない」
「なんじゃそりゃ」
でも灼熱仮面は言った。
「宇宙から来たんだ」
「それはロマンチストだな」
そうして一緒に活動することになった。
いつの間にか正体を教えてくれることになった。
「ふうこの仮面熱いんだよね」
「灼熱仮面だからな」
「メルナね」
「俺は拓朗だ」
「で本当に宇宙から来たんだよ」
「本当だよな信じるぞ」
「じゃあ家行ってみても良い?」
そうしてメルナを招待。
メルナはみんなに挨拶した。
そうしてみんなと意気投合してご飯を食べた。
「もうここに住んじゃおうかな」
「いいぞ」
「でも帰るアパート借りたから」
「収入源は……」
「実はようつーばー始めちゃった」
ようつーぶとは世界的動画配信サイトのことだ。
ここで灼熱仮面の活躍を配信している。
たまに匿名でゲーム配信とかご飯食レポとかいろいろしている。
そして人気になっている。すでに登録者30万人だ。
「凄いな」
「でしょう?」
そしてメルナは超能力で色々と副業もしている。
灼熱仮面でおばあちゃんの家の枝切りをしている。
など色々と助けている。
灼熱仮面は便利屋さんだな~
そうして時代遅れにならないように便利な便利屋さんを自称している。
数日はたった。その後の経過は順調だ。
最後にメルナは言った。
「私とヒーローごっこで活躍するのはどっちか賭けない?」
「そりゃあ俺だ」
「じゃあ私ね負けたら言うことを一つ聞いてもらうわよ」