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第323話 仮実谷 望はダンジョンに潜りたい

 ニッポンバシダンジョンの125階層にカリミヤは一人でいた。


 だが心配なのでナナナちゃんが後ろからついてきている。


「かりみん一人でダンジョンは危険なのん」


「ナナナちゃんついてきたか」


「そうなのん! 頼ってなのん」


「じゃあ頼らせてもらおうかな……ハハハ……」


 倒れるカリミヤ。ここまでこれたのも異常なほどである。


「回復バナナを食べるのん」


「もぐもぐもぐあれ体が軽い」


 カリミヤは体力が回復する。そして一時的にダンジョンを出る。

 そして日本橋にある七星レストランに来る。


「ここでいつもパフェを食べるけど美味しいよ」


「じゃあうちもカレーライス食べる」


「じゃあ私はホットケーキね」


「ナナカいつの魔に」


「お稽古が終わったのよ」


 そうして……稲荷仮面! そうか僕も狸仮面にならないと。


 カリミヤは狸仮面になる。


 そうしてタヌキチを相棒にして霊を操る守護霊だ。


 ダンジョンもあるが人助けもしないと。


 霊獣から霊力を貰う。


 そして身体能力を強化する。

 このくらいできるようになってきた。


 カリミヤはゲコ丸というカエルも使役している。


 三体目の霊獣も欲しいが今は無いものねだりはどうなんだろう。


 最強の自分になりたい。そう思いつつも狸仮面として火事現場に駆け付けた。


「狸仮面!? なんでいるんだ」


「僕も人助けがしたいんだ」


「ならついてこい」


「ああ!」


 そうして火事現場の取り残された人々は救出された。



 そして狸仮面は表彰された。


「ナナナもバナナ仮面としてがんばるぞい」


「じゃあ私は喜劇仮面で」


 いくのだ! ナナナとナナカ。



 別の日自宅ダンジョンに潜る。


 ナナナちゃんとナナカちゃんとカリミヤがいる。


「お前じゃあうちのダンジョンは荷が重いだろう?」


「大丈夫だよ僕も行ける」


「いけるなのん!」


「大丈夫よ私たちのサポートもあるわ」


「実はサプライズゲストもいるのん」


「アマリちゃんです!!」


「私もがんばるからよカリミヤを鍛えなおしてくれ!!」


「なんか昔から口調がかなり変わったねアマリちゃん」


 そうして自宅ダンジョンの516階層を進む。


 オークエンペラーギャラクシーが出現する。


「カリミヤ!! 霊獣を使役しろ!!」


「わかってるよ」


 そんなこともあり色々と手を出してもらった。意外といけるかもと期待が出た。


 カリミヤが516階層でも戦えている。


 ナナナちゃんとナナカちゃんがバフしているな。


 そんなこともあり、なんとかなった。


 カリミヤが苦戦することはなかった。


 自宅ダンジョンは518階層まで進んだ。


「カリミヤ飯でも食って行けよ」


「いいよ僕は……」


「いいじゃねえか」


「食べようかりみん」


「かりみん食べようよ~」


「ナナナちゃんとナナカちゃんが言うなら」


「俺も良いのかな?」


「アマリちゃんも俺ッコなのか!」


「うんそうだけど……」


 そうしてみんなでパーティだ。


 おばあちゃんとおじいちゃんも嬉しそうだ。


 さてアグニスやスランも上手そうに食っている。


 そんなこともありパーティは盛況だった。


 俺もいつも通りの自分で入れた。


 アリスも俺のご飯を美味しいと言っていた。

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