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第313話 ホムラは稲荷仮面に再び勝負を仕掛ける

 爆炎ホムラはレビルとともに稲荷仮面を探していた。


 悪役らしくヒーローに勝負を仕掛けるのだ。


「本当にやるのですか? まだ勝てませんよたぶん」


「ふん、うるさい。たぶん勝てないじゃわからんだろ」


「いました!」


「いくぞ!」


 ホムラは稲荷仮面の前に姿を現した。


「またお前か」


「そうだ今度こそお前をぶっ倒す」


「殺しはしないのか」


「そうしたらもうお前と戦えないだろ」


「なら真剣勝負か」


「そうだ!!」


「いいだろう勝負と行こうじゃないか」


 稲荷仮面こと増宮拓朗はこの時アンチヒーローはヒーローを狙うのは戦いを好む戦闘民族的な素養があるだろうという感情を有していると思っていた。


 ただ世の中の反体制、反逆、反民主政治を旗印にしているのか。


 ただ戦いを好むもの。


 生まれになにか秘密があるもの。


 とにかくヒーローをあだ名すもの。


 魔物を使役してスタンピードを引き起こそうとするもの。


 この世の動乱を狙っているものからヒーローという存在を気にくわないなど。


 まあわからん。


 ホムラ視点


 ああいいぜ、稲荷仮面。


 お前のライバルは俺なんだぞ。


 アンチヒーローとしてお前をぼろぼろにしてやれば俺の名前も箔が作ってもんよ。

 

 そうしてダンジョンの秘宝やモンスターを独占して。


 俺がこの世の帝王になるのも夢じゃねえ。

 

 とまあいいや。とにかくやろうぜ。


 稲荷仮面は仕掛けない。


 ホムラはお得意の爆炎を放つ。稲荷仮面は回避する。そのまま火蜂を放つ。


 ホムラもそれを回避する。お互いが拮抗状態になる。氷炎を使う。ミニフレアを放つ稲荷仮面。そのままぶん殴る。

 拳圧でホムラのほほに亀裂が入る。


 そのまま受け流す。

 破壊の焔を放つホムラ。そのまま溶解焔も放つ。ホムラは回転しつつ、爆炎を放つ。そのまま破壊の無道焔を放つ。灼熱の疑似太陽弾を放つ。爆砕炎龍覇王弾を放つホムラ。稲荷仮面はすべてよけるかパンチで防いでいる。レベルが違うのか余裕そうな表情に見える。(仮面で表情は見せないが)そのまま稲荷仮面はホムラに一撃当てようとするがなかなかにホムラもすばしっこい。殴りを手に爆炎を作り出して回避する。太陽を作り出す。稲荷仮面も太陽を作り出す。殲滅の太陽拳。破壊の太陽弾。二人はお互い似たもの同士かもしれない。


「おまえ、腕を上げたな」


「稲荷仮面お前もな」


「やるじゃねえか」


「ふん、そうだなこの戦いが終わったら二人で飯でも食わないか?」


「遠慮しておく飯がまずくなる」


「そうだよな、まあいいや楽しいな」

 ホムラはお得意の爆炎を放つ。稲荷仮面はパンチで無効化する。


 そのまま一気に近づいてくる稲荷仮面。そのままパンチを繰り出す。ホムラは回避する。熱い戦いがまだ続く。そのまま稲荷仮面がパンチを連打する。


 ホムラは爆炎で飛んで逃げる。こいつのパンチを一発でも喰らったら終わりだという感じだ、それだけ強いのが稲荷仮面だ。だが勝負は決する。


 稲荷仮面のパンチが炸裂する。

 ホムラは吹っ飛ぶ。


 そのまま気絶した。

 稲荷仮面はその場を後にしました。


 レビルちゃんは回復魔法でホムラを回復させた。


「上手いところ気絶のツボを殴りましたのですねあの野郎」


「起きたぞ! 俺は負けたのか……」


「まあ気に病むじゃありません」


「そうして俺はこのまま腹が立ったのでスシオーに行く」


 そうしてスシオーに行くホムラとレビルちゃん。


 だがそこには増宮拓朗たちもいた。


 ひょんなことでニアミスする御ふたがた。


 だが気づいたのは拓朗だけで警戒はしていたがまあなんとか事なきを得た。


(ホムラも悪魔娘と一緒に飯を食うんだな)


 そんなわけで二人はライバルになるのであった。

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