第306話 無人島のダンジョンで自分好みのスキルを習得しよう
今日は無人島に来ている。
だがここには誰にも見つかってなかったダンジョンがある。
魔王リスティも一緒に連れてきた。
「拓朗~~なんで眠いのに連れてくるのよ~~~~~!!」
「ごめんごめん魔王の力が必要なんだよ」
「だからミスズもいるのか」
「ヤッホーリスティ久しぶり」
ダンジョンに入るには魔王の力を有する種族三人が必要。
リスティとミスズと俺で三人。
これでダンジョンに入れる。
俺も魔王の力を持っているのは意外だって?
そんなことはないもはやそのレベルまで来ているのだ。
無人島のダンジョン。
立て看板が何故かある。
【理想を追求するがゆえに理想と現実のギャップに悩まされるダンジョン】
長い。
なんだろう嫌な予感がする。
でもこんな長い名前のダンジョンだからか。
そんな生温しいダンジョンじゃないのが伺えた。
破滅のオーガ(機械王の乱心)が出現した。
なんだろうかなり強そう。
オーガが駆け抜けてきた。
「こいつかなり強いよ!」
「うん、意外と強い」
「マリン来い!」
「来たのだ!」
破滅のオーガが大洪水の波動を放ってきた。
「これは泥水??」
「アルマゲル来い!!」
「参上したわ」
「吸い込めこれらを」
「神吸の澱みを奮発するもの……アラガナ!!!」
破滅のオーガの大洪水を防いだ。
マリンの水撃を喰らわす。
「ウォーターナックルスプラッシュ!!!」
アルマゲルの禁術も行使している。
「赤き闇を濡らせ、崩壊のアジェンシーを行使しろ、夢うつつな波動を載せて……界殺神盟老、ザックラーバースト」
破滅のオーガが消滅した。
そのあとに出てきたモンスターが壊滅のゴブリンレジェンドキング。
だが弱かった。
その後に出てきたモンスターはそこそこ強かった。
崩壊のイビルデビル(想界の爆炎王の加護付き)。
いきなりオメガフレアを撃ったら効きづらい。
想界の爆炎王の加護付きがここまでとはな。
ならばアストロサンダーだ。
すると効いた。
マリンの水撃も効いた。
アルマゲルの崩壊の序曲も良い感じだ。
アグニスも呼んだ。
「しかしなかなかに高難易度のダンジョンを見つけたものだな拓朗は」
「なーにたまたまだ」
そんなわけで色々とダンジョンを攻略した。
なんかレアメタルとか金とか銀とか手に入れたけどスキルスクロールも手に入れた。
豪快の投げとか時間外外出とか謎のスキルのスクロールもある。
中には凄腕の小説家になれるというスキルもある。
こんなの欲しがるのあいつぐらいだろうな。
そして百熱の炎というスキルを取得した。オメガフレアの威力が上がった。
こんなところか。とりあえずなかなか美味いダンジョンだから周回したいな。
どうやら100階層までしかないらしい。
でも周回する意味がある。
貴重なスキルスクロールが手に入るからな。
明日もこよう。そんなところで旅が始まるのであった。