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第303話 修羅場とは実際に起こるとどうしようもないのである

「スラン分身!!!」


「じゃあ僕未奈さんの相手してくるね」


「おうスラン頼むぞ」


 そうしてミナちゃんとのデートは身代わりを立てた。


 そして怪傑サンダーとのデートパトロールだ。


 中身が影子ちゃんなのは変わりない。


「待ってた」


「遅かった?」


「そんなことないよ」


「じゃあパトロールしましょっか」


 そうして何事もなく天能咲市をパトロールする。

 

 普通に何事もなかった。


 この辺りはいつも平和だな~。


 そうして大阪のニッポンバシも様子を見ておく。


 すると犯罪者が暴れている。


 サンダーが雷神縛で縛り上げる。


「よくも縛ったな!!!」


「おとなしくしろ」


「くそーーーーーーー!!!」


 そうしてダンジョン警察が来た。

 

 変装を解いていつも通りの服装になる。


 影子ちゃんがなんかもどかしい。


「は~やになっちゃうね」


「何が?」


「犯罪者の能力者よ、あんなのがいるから能力者への差別がなくならないのよ」


「ホムラとか何してんのかな」


「爆炎ホムラ? あいつはダンジョンで力を上げているって噂よ」


「ダンジョンの底にでも潜っているのかな」


「どうだか~~~それよりきなこパフェおかわり」


「食べるのはやっ!?」


 影子ちゃんの食欲は止まるところがなかった。


 そんなときにニッポンバシの隠れ家的メイドカフェで事件が起きた。


 悪魔族の男がちょろまかしたのだ。


 なに会計をちょっことだけごまかした。

 

 気づかないとでも思ったのかメイドのクララは気づいた。


 なおこの時たまたま仮実谷望とナナナちゃんがメイドカフェで料理を食べていた。


 拓朗と影子も現場に急行した。

 そして悪魔族の男は攻撃を開始した。


「よくも私のような高貴な身分の者に愚行をさせたな」


 クララは激怒した。


「お客様会計はお済ですか?」


「ナイフを投げたな、貴様」


 プリズムベリーベリーでは悪質なお客様には態度を示す場合がありますとのこと。


 九楽楽くららは激怒した。


 そしてあっという間に悪魔族の男を追い詰める。


 アマリちゃんも参戦する。


「よくも売上金をごまかしたな!! 貧乏は敵なのに!!」


「アマリちゃんキャラ変わってるよねたぶん」


「そうかな! 貧乏が怖いのでだけは一緒だよ」


「いまじゃあ僕より強いからねえ」


「カリミヤさんは力を拓朗さんから借りたら最強じゃん」


「あまり借りを作らないようにしてますからねぇ」


「クララさんあまりやりすぎないようにしてください」


「こちとらメイドカフェ何年勤めてるんと思うんだー!! 売上金ごまかされたらやりきれねえよ!!!!!」


 クララさん激怒状態である。ナムー悪魔族の男。


 その後普通にダンジョン警察に突き出された。


 クララさんはご機嫌斜めだ。


「拓朗さん、カリミヤさんスペシャルホットオムライスセット頼んで~~~?」


「高いじゃん」


「ケチだなカリミヤ」


 ちょうど腹減ってたんだ。


「流石増宮さんふとっぱら~じゃあさっそく作ってきますよ~」


 そして税込み1980円のスペシャルホットオムライスが来た。


 おいしくなーれのおまけつきだ。


 そして平らげて隣でパフェばかり食ってる影子ちゃんとカリミヤとアマリちゃんとナナナちゃんをしり目にダンジョンデートとなった。


 カリミヤがいるがアマリちゃんも最近はカリミヤの奴とナナナちゃんと一緒にダンジョンに潜っているから心配ない。


 まだ低階層だが80階層ぐらいで頑張っているとか。


 流石はカリミヤは俺の力を借りているだけある。

 そんなわけでニッポンバシダンジョンでみんなでレベリングした。

 なかなかスリルある展開。アマリちゃんには強化魔法かけまくっておいたのでなんとかなる。


 635階層の攻略は伊達じゃないぜ。

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