第302話 破壊道の意外な正体
破壊道と一緒にアルマゲルと一緒にニッポンバシダンジョンを攻略している。
「破壊道は正体を隠しているな」
「何を言っているのでござる?」
「そうだぞアルマゲル何を言っている」
「いやなんに魔力の流れがほぼ無い脳筋ゴリラの内包する魔力量が異常に感じたのだ」
「そんなの見えないぞ」
「私の天魔眼だと見えるんだよこれが……」
「そんなのあるのかよアルマゲル今更だが初めて知ったぞ」
「ナナナの七星神眼でも見えるのん」
「ナナナちゃんいつの間に来たのかな?」
「さっきからいたのん」
「…………まあいいか正体を教えてもいいよ」
「口調が変わったね」
そして破壊道が少女の姿に変わる。
鑑定すると思わぬ結果に驚いた。
無上未奈
女
年齢18歳
Lv.1056
HP:1050000/1050000
MP:604500/604500
腕力:100000
守り:50005000(10001000)
速さ:3000300
賢さ:1000000
魔力:5075000
幸運:120000
器用:8000000
魅力:504680
スキル:剛壁の極みLv.89、超魔変身Lv.56、超魔力の極みLv.38
魔法:火魔法Lv.46、光魔法Lv.35、付与魔法Lv.75
剛壁の極み……守りが成長しやすくなる。守りが5倍になる。
色々と突っ込みどころがあるなぁ。
なんだこいつなんで男に化けていたんだ??
なんだこのステータスは強すぎる。
俺より付与魔法のレベル高いし。
「なんでばれちゃったかな~~~拓朗君の困り顔見たかったのに~~~でばれて問題ある?」
「いやいや色々とヤバいだろこの女」
「未奈ちゃんはなんで正体を隠していたんだ?」
「ストーカーだから私拓朗君の」
「それで破壊道の姿を借りたのか?」
「それは私の変身能力の一端に過ぎない」
「超魔変身ってやつ? どんな姿にでもなれるのか?」
「いや破壊道と魔導王にしかなれない今のところ」
「未奈ちゃんは面白い娘だね」
「でしょう? 破壊道イケイケだったでしょう?」
未奈ちゃんとはそして仲良くなった。
だが意外にも重い娘だったとは感じなかった。
そして今度デートすることになった。
「後ろからジィーと見てるほうが受けるんですが!」
「そんなデートある?」
「それよりダンジョン行こう」
ダンジョンデートとなった。
ニッポンバシダンジョン635階層。
未奈ちゃんは火魔法を使う。
「ブレスフレア」
「オメガフレア」
「うん調子良い」
「武器は使わないのか?」
「一応ナイフあるけどあんまし使わないよ」
「他の属性の魔法を覚えないのか?」
「適正あんましないから……でもまあ拓朗君のサポートがあるなら別かな」
そうして水魔法の特訓のアドバイザーとしてマリンを呼んだ。
「ミナさんまずはこうして水魔法を放ちーーー!!」
「こうかな?」
「そうそうそう」
そうして水魔法を覚えたようだ。
やはり教える人が旨い人だと覚えるのも早い。
そうして異常に強くなるミナちゃん。
「ウォータースプラッシュ!!!」
「ワンダフルアクアスプラッシュ」
「いいね」
「良いと思う」
「流石ミナさん覚えるの早いのだ」
ニッポンバシダンジョンのダークオーガスプライトを余裕で倒す。
636階層まで来た。
ジャイアントスーパースパイダーが出現した。
でかい30メートルくらいある。
腐食液を吐き出してくる。
試しに水魔法を使ってみる。
「ワンダフルアクアスプラッシュ」
「ウォータースプラッシュ」
「グオオオオオオ」
「そしてオメガフレア」
「ブラストフレア!!!」
「アクアカッター!!」
マリンの水刃斬が炸裂する。
デカ蜘蛛は死んでしまった。
あまりにも普通に勝ってしまった。
未奈ちゃんはのめり込みが早い。
この娘意外とやるな。
「拓朗君ありがとうねレベルアップに付き合ってもらって」
「いや問題ない、もっと頑張ろう」
「じゃあこの後どこ行く?」
「家でカレーでも食うか」
「わーいカレー好き食べる」
そうして家でカレーを食べた。
その後解散した。
とまあそんなことでそのあと影子が訪ねてきた。
「ダンジョンいこ……拓朗」
「ああ行くか」
やばいなこれって二股だったりするのか。
「拓朗さんいつの間に女増やしているな……こんど殴ってやるか」
蒼威ちゃんが少しだけ怒っているようだ。
拓朗の明日はどっちだ!?