第300話 ニッポンバシダンジョンが突如としてスタンピードしました
スタンピード?
そんな噂が突如として舞い込んだ。
ニッポンバシダンジョンがスタンピードを起こす。
モンスターが押し寄せる。
そんなことが起きるのか。
俺はニッポンバシダンジョンの35階層に来ていた。
するとゴブリンジェネラルやゴブリンキングが押し寄せる。
オークたちももっと高階層にいるはずのオークキング、オークエンペラーもいる。
オーガたちもいる。オーガキングも。
あまりにも常識外れの敵というわけではないが、量が異常だ。
300体ぐらいの群生が押し寄せてきている。
俺は一人でスタンピードを対処した。
だがそこまで苦痛じゃなかった。
だがそれでも溢れる魔物がいた。
300階層以降に出てくる超高階層のモンスターがあぶれ出た。
流石にヤバいと思い、ユキトに相談。
ユキトが全部対処すると思う。
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ここにもいる。
ここにもいる。
なんだこの量はうざい。
ルナと一緒に来ているが、シロンもいる。
僕はこの程度の敵も倒せなくなっているのか?
いや大丈夫だ。この程度大丈夫だ。
「人間め好き放題しやがって……」
「そっちが暴れてるんだろ好き放題はどっちだ」
超念動力でリザードマングレネードをねじり倒す。
ほかにもいた。リッチロードを凍らせる。
「対抗魔法死の宴!!!!!」
「おっと防ぐ」
「大丈夫か?」
「ルナお前も大丈夫か?」
「おっと悪いなユキト~」
「拓朗お前も人が悪い」
「雑魚って言っても300階層以降に出る超雑魚的だからな倒すのが大変」
「でも本当はそこまで強くないだろ」
「いやいやユキトは戦いなれてないだろ」
「怖いです~~~シロンもう帰りたいです~~~」
「クロンもいるよ~~~わが妹よ~~~」
「うわーーーん!! お姉ちゃん!!!」
「はいよーしよし」
クロンを連れてきてよかった。
なおリュートも連れてきている。
「私もいるよ!」
リスティも連れてきた。
「拓朗様あのベヒモスはどうしますか?」
「焼け」
「魔王の一撃でふんだんに倒しちゃうよ~~~!!」
そんな感じでベヒモスを倒す。
あらかたみんなでかかればという感じで、アグニスやスランも広域でスタンピードの溢れ魔物を倒してもらった。
そんな感じでスタンピードで被害は出なかった。
建物とかは結構やられたようだが。
死亡者はでなかった。
よかったよかった。
そしてみんなでカフェでパフェを食べた。
「ここのコーヒーとパフェはうまいな」
「そうかな僕はこのカフェオレが好きかな」
「ユキトはおこちゃまだな」
「なにおー」
「お姉ちゃんありがとう来てくれて」
「わが妹よがんばりなさい」
「お主らいつも忙しいの」
クロマルも会話に参加している。
ユキッコもうれしそうだ。