第299話 自宅ダンジョンをみんなで大攻略
俺は今日は自宅ダンジョンを攻略している。
503階層を攻略している。
スランとアグニスとマリンとリュートとリアとレアとデュランとコヤミで頑張っている。
「アグニス、もう少し手ごたえのある感じで」
「大丈夫。もっと頑張るから」
アグニスが一閃してオークデスギーザスを倒している。
スランが酸弾でオークデスギーザスを溶かしている。
「どんどんやっちゃうよ~~~!!」
「拓朗こいつらも竜砲でぶっ潰してもいいか?」
「お手柔らかにどうぞ」
リュートは相変わらず過激だな。
ドラゴンフレイムは最強のようだ。
「パクリパクリパクパクパク」
「コヤミ何してんだ?」
「闇を食べているの」
「そんなことできるんかい」
確かにここは少しだけほの暗いけど……栄養になるんかい。
「ダークネスグラビトン」
「ギュアアアアアアン」
504階層まで来た。
マジックハイネスオメガウィザードが出現した。
超級魔法を使用してくる。
雑魚敵が超級魔法とはもはやあり得ないほどに強い。
だがマリンが水剛壁を張る。
そしてウォーターインパクトでマジックハイネスオメガウィザードを葬り去った。
「マリンよくやったぞ」
「この程度普通だと思うぞ」
マリンの魔力量はうちの中でも最強を誇る。リュートは気が高いから除外される。
マリンの魔力量は最強だ。俺よりも高いからなこの娘。
「拓朗様! 拙者にもやらしてください」
「デュランいけ」
「承知!」
デュランは速度に優れている。攻撃力自体はアグニスより低いかもしれない。
でも敏捷と体力に優れた戦士だ。
なお最近は忍者に憧れているので忍者みたいになっている。
「火遁の術!!」
なおお手製爆弾を使っている。手先はかなり器用のほうだデュランは。
わざわざクラフト作成のスキルを取得するぐらいだ。
するとどうだ忍者関係のスキルも取得できるようになっていた。
「分身の術!!」
「デュランいいぞ」
「コヤミも頑張っちゃうぞー!!」
コヤミは暗黒魔法を使う。重力魔法も使う。
「クレイジーな大槍!!!」
「本当に強いよなコヤミ」
「魔力量はマリンに次ぐぐらいだからね私は」
「ああマリンに次ぐからな」
「悔しい」
「コヤミも頑張ればマリンぐらいになるぞ」
マリンがコヤミをフォローする。
そろそろ505階層まで来た。
階層自体はそこまで広くない。
みんな移動速度は速い。
505階層はベラビュートという悪魔系怪物が出現した。
「すごい匂いだな」
「体臭が凄いわね」
「これが相手の武器ってわけか」
倒すのは簡単だった。
魔法が良く効くからな。
「僕も頑張っちゃうよ~~~!!」
「スランも頑張るか」
スランもたいがいだが万能型だ。
気も高い魔力も高い。霊力も高い。
人間形態になれば俺の代わりもこなす。
腕力も高くなる。敏捷も高い。
スランにできないことはない。
俺と同じ魔法も使いこなす。
「オメガフレア!!!」
「俺と同じ魔法を使えるからな……強いよなスラン」
「拓朗もっとじゃじゃーんと敵を倒したいよね」
「あぁ、いいぞもっと倒しても」
うちの仲間はいつも最強のようだ。それだけ強いのだからもっと強い敵と戦いたくなる。
サクラは今自分の剣道場で稽古している。
相手はフレイムとかリーフルらしい。キョウカも闘っている。ナズカも剣の稽古をしているらしい。お前の武器は大金づちだろと言いたくなるが。
自宅ダンジョンの攻略はこの後も続いた。
そして510階層まで来た。
今日の探索を終えた。
最強にも休息は必要だ。
それだけ使うものもある。
風呂にでも入るか。
そして飯だ。カレーライスでも作るか。