第291話 日本橋ダンジョンを超絶的に攻略する/トラネはダンジョンマートで店を持つ/リアとレアはキョウカと一緒に飲みに行く
現在日本橋ダンジョンを超絶的に攻略中だ。
523階層まで来ている。
毎日ぼちぼち潜っていてそこそこまで来ていた。
ダークオブダークグリズリーが出現した。
雷蝶で撹乱する。そのままオメガフレアで焼き尽くす。
「スランたまにはどうだ?」
「拓朗こいつら弱くない?」
「油断は大敵だぞ、なかなかに耐久力は高いからな」
ブラックライトアーマーが出現した。
「フレイム、リア、レア、キョウカ出番だぞ」
「はいさ! この程度の敵余裕だぜ!!」
「大丈夫ですよこの程度並みの力もいらない弱で十分」
「私もこのくらいで十分かな? だいぶコツをつかんだ」
「拓朗様、ふつつかですがもう少し強い敵を呼んで欲しいですわ」
そうして一方的な勝負になった。
日本橋ダンジョンは深くなってもそんなに強い敵は出てこないがたまに強敵が現れることもある。ユニークモンスターだ。もしくはネームドモンスターが出現する。
そして今回もたまーにの出現が見つけられた。
神無のオメガオーガジュピターキングが出現した。
突如剣を投げ飛ばしてきた。フレイムが右腕を切り裂かれる。
「いてえええええええ!!! なにすんだいきなり!!!!!」
「大丈夫かフレイム」俺は回復魔法をかける。
俺は火蜂を発動させる。
だが撹乱されない。いやこれ一応大ダメージを与えるようだけどな。
スランをぶつける。
「酸弾」
だが回避される。
俺はキョウカを握りしめる。
血塗られた狂破壊斬。
神無のオメガオーガジュピターキングは腕に力を入れて俺の攻撃をなんとか止めた。
だがリアとレアが剣で追い詰める。
そして決着がついた。
なかなかの敵だった。
宝箱を落とした。鬼の面。
呪われてそうな面だな。
試しに鑑定したらそんなに悪そうな兜系装備じゃない。
なかなかの防御力ついでに顔を隠せる。
これは俺のヒーロー仲間を自演で出す時に使える。
鬼仮面とかどうだろうか?
ナナナちゃんとかならやりたがるよな。
まあいいか活用方法はまた今度考える。
そしてなんだかんだで10階層ぐらい進んで今日は終わった。
そんな一日だった。
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トラネはダンジョンマートに自分の店を持てた。
「いらっしゃいにゃぁ~~~~!!」
しかし意外にもライバルは多し、そんな感じであまり売り上げが伸びなかった。
来る日も来る日も色々な商品を持ち込んで売りまくる日々。
そしていつの間にか隠れた名店。
とんでもないアイテムが売っていると日本橋のダンジョンマートで有名になっていく。
そんな感じだ。
トラネは毎日ホクホク顔だ。
●
リアとレアは遊び歩いていた。
たまにはキョウカさんを誘おうとした。いつも陰口叩いている割には後輩思いだ。
「キョウカさん飲みに行きますよ」
「えっ飲みにですか?」
「お小遣い拓朗様から貰ってますでしょ?」
「ええはい」
「じゃあ行きますよ」
「はあああっはい」
そうしてリアとレアは飲みに行く。
キョウカは少女のような見た目だ。
リアとレアも少女のようだ。
でもギリギリ大学生にも見えなくない。
よって問題なかった。
そして生中。
「えーい乾杯」
「かんぱーい」
「かんぱい」
「最近どうよキョウカ」
「リアさんはどうなんですか?」
「ぼちぼち、戦闘方面でも快楽方面でも役に立ってる」
「快楽方面ですか拓朗様の快楽のために役に立つのは当然ですから」
「キョウカもワルだね~もうキスした?」
「してますよもうディープなやつを」
「うちらも拓朗様の息子ご奉仕しているし」
「口でしてあげると喜ぶよ~」
「今度やってみます」
そうして三人でぐでんぐでんに酔って拓朗の家に帰って拓朗の寝室に転がり込んできたのは拓朗は驚いたそうな。
そしてしっぽりと色々とした。