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第288話 時々日常なる不穏な時悪魔少女ロビンちゃんは拓郎を騙すかす

 今日はキョウカと神龍と一緒にパフェを食べに来た。


「私は家であんこぜんざいとかどらもっちを食べるだけでいいのに……」


「主パフェという摩訶不思議な食べ物があると聞いたのですが???」


「凄くぐいぐいくるな神龍」


「だって主が凄く美味しいって言うから……」


 神龍が目をキラキラさせて乙女な顔をする。神龍は銀髪のロングの美人さんだ。抜群の外人風の顔つきで周囲の注目を集めている。キョウカも黒髪ロングの美人さんで和服を着ている。これは俺の趣味で和服を錬成して貰っている。和服は黒と紫と黄色を基調とした刺繍をあつらった様子だ。

 神龍ほどじゃないが街行く人々に声をかけられる。


「私には主様がいるので……」


「この豚!」


「あんっ……?」


 これがキョウカの知らない相手のナンパ野郎への罵倒である。


 俺も言われたいな豚とか……こんど頼んでみるか。とか冗談を言うがキョウカの俺を見る目は楽しそうだ。


「主様どうしたんですか? そんな顔であたしを見つめて……」


「いやキョウカは可愛いなと思い」


「いやですわ~~本当のことをそう白々と……まああたしの可愛さはぴか一ですが」


 キョウカは少しだけ高飛車なところがある。性格は最初期はこんなじゃなかったんだが現代日本を謳歌させた結果色々と変化する。この前ハンバーグを手作りして食べさしたら、このような神秘なるものがあったとはと驚いていた。


 基本的に武器である少女たちは飯を食べないのだがみんな食べるようになってきた。


 俺の作る手料理が美味いとだと。まあ美味いならいいんだけどな。


 そしてパフェはこのファミレスで食べる。


 いつも行くではないが今回発見したパフェがうんまい。


 チョコレートモンブランパフェを俺は食べる。


 キョウカにはあずき宇治抹茶パフェをあげる。


 神龍にはマンゴーメロンヨーグルパフェをあげた。


「なんだこれは美味い!」


「凄すぎです主様流石です」


 作ったのは俺じゃないんだけど再現しろというのか?


 そうして今日の休みの一日は終わった。



 別の日、マンガ喫茶でマンガを読もうとしていたが小悪魔系美少女ロビンちゃんという少女に逆ナンされた。


 可愛いなぁ……あれ種族が悪魔族って人間じゃないの??


「もう私の正体に気づいちゃったのお兄ちゃん☆ じゃあ従魔にして☆」


「もしかして本契約?」


「それはまだ駄目☆」


「ちっ」


 そしてロビンちゃんをほいほいと家に呼んでしまう。


 悪魔族だから親の了承とかは大丈夫。


 それよりキスをしているところを神龍に見られた。


「これは契約だ従魔契約の……」


「主様そうですよね他にも従魔と契約をすることぐらいありますよね……」


 そして若干修羅場った。


 ロビンちゃんに変な考えとかなかった。

 とりあえずなかなかの従魔のようだ。


 ロリで可愛いし悪魔族だから魔力も高い。


 だがロビンちゃんは不穏なことを考えていた。


(大悪魔神人ギャゴーラ様の命により増宮拓朗を篭絡する)


 やはりスパイのようだった悪魔族のロビンちゃんは。


 拓朗の明日はどっちだ!?

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