第281話 心空とたまにはダンジョン潜る
操神心空は自堕落に生きていた。
でも一緒にダンジョン行こうと拓郎が誘ってきた。
ダンジョン馬鹿なの拓郎は?
ダンジョン馬鹿すぎるこの男は。
シンクは自堕落に生きたい生活したい。
そんなこともあり強制的にダンジョンに行かされる。
「魔法を使えって?? ってでもでも魔法は難しいって」
「やってみろ普通にできっから」
「それでぶっつけ本番だし、できた」
魔法を使うことに成功。
でもかなり難しい。
シンクは肉体を操作して超強化している。
操る能力が最大だからシンクは敵の肉体も操作できる。
そして動きを封じる。
肉体の動きを封じてしまえば無敵だろう。複数体の対処もできるし。
シンクはなんでもできる子だな。
「子ども扱いしてるでしょう~~~」
「まさか~~~」
「じゃあキスしてよ」
「えっなんで」
「私たち恋人同士でしょ」
「そうだっけ」
「酷い」
「すまん悪かったじゃあするわ」
「へっ?」
そして俺がシンクの唇に唇を重ねて……
「どう?」
「うんよかった」
でもなんで今更こんなプラトニックな関係なんだろ。
俺はすでに色々と卒業しているのに。
まあシンクが良いと言うならキスまでの関係でもいいか。
だがなんだろう。凄くもどかしい。
もう少しなんかないのか。
シンクは俺の恋人……愛人の武器たちならいるが。
「どうしたの?」
「いやなんでもない」
とりあえずモンスターたちを狩るか。
自身の戦闘力を上げるためにはもっと努力しないといけない。
そしてニッポンバシダンジョン80階層ぐらいで終わらせた。
75~80階層をうろうろしていた。
シンクのレベル的にこのくらいじゃないとうまくいかない。
とまあシンクとたまには体を動かして、怪盗ヒーローマインドハートとして活躍してもらった。
「これやっぱり恥ずかしいかも」
「慣れれば普通だぞ」
火事の現場に行きみんなを助けた。
強盗を成敗した。
とまあそんな感じで一日を過ごした。
シンクに料理を作ってやった。
ゴーヤーチャンプルーだ。
「拓朗の作るゴーヤーチャンプルーはいつも美味しいね」
「そうだな」
「なんか新婚さんみたいだな」
「何言ってるの? もう冗談言わないで」
なんか照れてるようだ。まあ嬉しいならいいが。
そしていつも通りじゃない一日を過ごしたような気がする。