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第278話 蹴散らすもの

「バナナブーメランなのん」


「敵を虜にして沈めなさい!!」


「鋳薔薇の女王!!」


「オメガフレア(ミニ)」


 ゼロシーカーズを倒した。


 でも奥のほうにはまだゼロシーカーズの気配がする。


 こいつらを外に出してダンジョン特務隊に引き渡すのは大変だったから、想田君に来てもらった。


「稲荷仮面さん……こいつらを外に出す?」


「ダンジョン特務隊の任務でしょ」


「我が名は綺羅星仮面!」


「流れ星仮面!!」


「アリスの女王よ」


「皆さん稲荷仮面さんのヒーロー仲間なんですね」


 綺羅星仮面……なんというセンス。


 アリスの女王はまんますぎるだろアリス。


 ロウガが悶えているぞ。


 秋葉原ダンジョンを進む。


 するとゼロシーカーズを見つけた。


 二人か。


 オメガフレア(ミニ)で焼くか。


「オメガフレア(ミニ)」


「ぎゃあ!?」


「紅の魔女」


 アリスの魔女シリーズらしいがかなり凶悪な魔法を発動が確認された。


 アルマゲルを出す。


「これは……凄いですねアリス様は最上級の最高ランクの魔法使い魔術師いや魔女だ」


「やはりな……」


 アリスは魔女だ。


 魔法使いともいうが魔女と言ったほうが詳しい。


「稲荷仮面助太刀しましょう」


「ヨミお前も来てたのか」


(拓郎のピンチに駆けつけないわけがないだろ)


(そうだな)


 ヨミも一緒にゼロシーカーズを打倒する。


「増えやがって!! 魔刃喰い(デミロス)!!!」


「僕の魔刀が削られていく」


「浄化!!」


「稲荷仮面助かった」


 アリスが機嫌悪そうだ。


 オルクが大斧で叩く。


 倒した。


 想田君に引き渡す。


 想田君を引き寄せる連れて外にワープの繰り返しだ。


 ナズカも一緒に連れてきた。


「悪い奴らをやっつける!!」


「その意気だぞナズカ!」


「キョウカも来ているな」


「はい稲荷仮面様」


 秋葉原ダンジョンの最下層を目指す。


 気配察知で第何階層にいるかを調べると50階層と60階層にいるな。


 まずは50階層でゼロシーカーズの残党を狩る。


「許してくれ~~~~!!」


「無口の魔女」


「……」


 想田君に引き渡す。


 しかしアリスの魔女シリーズの魔法? 魔術? ヤバイな怖すぎる。


 そして60階層のゼロシーカーズを倒した。


「血塗られた狂剣には逃れられない」


「流石キョウカ」


「ナズカも頑張った」


「偉い偉い」


 そうしてアルマゲルの禁術で全てのゼロシーカーズの居場所を調べた。


 そして100階層まで飛んでいる化け物がいた。


 100階層はなかなかにやばいな。実力があるんだろう。


 そして大ボスを倒していた。


 そしてコアを狙っているようだ。


 ダンジョンコア。


 ダンジョンコアが破壊されたらダンジョンが消滅する。


 秋葉原ダンジョンを消すつもりかこいつは?


「近寄るな~~~ダンジョンコアがどうなってもいいのか??」


「破壊の魔女」


「ぐわあああああああああああ!!」


「死んだぞ蘇生魔法」


「加減がむずかしいわ」


 アリスもダンジョンを消滅させようとする奴らを許さないらしい。


 そうだよな。


 ダンジョン消滅したらつまんないもの。


 でもなんでこいつらはダンジョンコアを狙ってたんだろ。

 

 そうしてゼロシーカーズ東支部は消滅した。


 全員逮捕された。


 俺たちは人知れず解散した。


 何とも言えない日だった。


 こんなことはもう起きないで欲しいな。


 明日のためにカレーでも食うか、いつもの美味しい店で。


「あれそういえばテルネアスがいなかったな」


「あら拓郎さん。カレー食べてます」


「ああそうだよなカレー好きだよなテルネアスは」


「後方支援に回ってました今回は」


「狙撃?」


「はい……」


 テルネアスはいつもサポートしてくれている様だ。


 カレーを5杯食べていた。


 俺も負けじと3杯でやめておいた。


 カレーは飲み物だぜ。



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