第272話 リアとレアは拓郎を虜にするが自分たちはまだまだなので修業の旅に出るそうです
「はいあーん」
「あーん」
ご飯を食べさして貰っている。リアとレアに甘えっぱなし。
リュートがキレている。
「私のご主人が甘やかされている!! これは問題だよ」
「甘えたいなら甘えて良いぞリュート」
「うんそうする」
抱き着いてきた。理解が速い。
その後リュートともイチャイチャと甘々。
しっぽを撫でてやると良い声で鳴く。
「ふうううううううん」
「リュートはそれでいいんだ」
「拓郎の馬鹿……」
一戦やるとするか。
ワンラウンド。
リュートにいっぱいぶっかけてやった。
「あぐが……気持ちよかった」
「なあリュートこういうのはなんか飽きてきた」
「拓郎様もしかして戦闘ですか自宅ダンジョンに潜ればいいのでは」
「ニッポンバシダンジョンに行ってくる」
いっちゃった。リュートは待ちぼうけで見ていた。
拓郎は一人でニッポンバシダンジョン432階層に来ていた。
あれからどんどん階層数を伸ばしている。
「一人で修羅道を伸ばすのもいいんだ。そうしないと体が心が鈍るから」
「でも僕を連れてきたのはどうなの? 怖かったの拓郎?」
「相棒であるスランを置いていくのは違うと思ったんだ」
「だよね拓郎」
そうしてスランと共に433階層のデッドオアキリンを倒していた。
デカい脚幅からなる蹴り攻撃は凶悪だ。
でも魔法を使わないから楽だった。
スランの覚醒行動も視野に入れないといけない。
スランが酸弾を吐き出す。
デッドオアキリンが溶け出す。
スランの覚醒が始まった。
スランはもともと覚醒するの速いほうだった。
覚醒行動がとられるのは早急だった。
スランの酸弾が威力が高い。
スランが男の子モードになる。
究極酸弾。
一瞬でキリンが溶ける。
スランの覚醒が始まったのだ。
「スランおまえ勢いありすぎだろ?」
「こんなもんじゃないよ」
スランがさらにかっこよくなる。
少年と言うより大人だ。
だが少年ぽさが残っている。
「まだやれるよ拓郎」
「よっしゃ俺も本気出すぞ 無極革命の変身!!!」
俺も少しだかっこよくなる。
稲荷の仮面に花のくしが備えられている。
少しだけ不満がある。
かっこよくない。
無極革命の変身ってなんだよ。
稲荷仮面2のほうがいい。
稲荷仮面2だ。
稲荷仮面バージョンIIだ。
これはパワーが違う。
スランに負けるわけにいかない。
そしてニッポンバシダンジョン440階層まで進んだ。
鋼の心で無極革命を始めた。
稲荷仮面IIの力をもとより決めていた。
ダンジョンを攻略を終えて家に戻ってきたらリアとレアが家出していた。
いないのである。
修業の旅に出ますと書き置きを残して。
俺はリアとレアの好きにしておくかと感じで俺はアグニスにリアとレアの居場所を探るように命令した。