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第271話 アリスは拓郎を好きすぎて殺したくなる


 お邪魔しますね。


「アリス来てたんだな」


「裏日本は呼ばれていて楽しめませんでしたの」


「どういうことだ?」


「さあ」


「よくわからないずら」


 ウルフマンとオークにヴァンパイアを使役しているアリス蜘蛛の少女も連れている。


「とりあえず拓郎さんの家に来たのですからお茶を頂きましょう」


「メアは心意気が凄いのずら」


「ふ~~んまあいいんじゃないの」


「で拓郎」


「んなんだアリス」


「いきなりだけど命頂戴するわよ」


「はい……?」


 極大の魔法をぶっ放してきやがった。


「おいアリス何しやがる」


「そうですいくらアリス様としてもリュート納得できませんメイドとして」


「竜のメイド欲しいわね!!」


 アリスは加速器に加算されるほどの重圧で飛んできた。


 そしてリュートを杖で刺し殺した。


「なっ……おいリュートリュート……蘇生魔法」


「ぐっわ死んだかと思いました」


「死んでたぞ一瞬」


「本当ですか拓郎様」


「アリス様何ゆえにこんなことを!?」


 ロウガがアリスの凶行に驚いているようだ。


「だがアリス様が望むなら私も一緒にあの拓郎とかいう生意気な餓鬼を討つのも悪くないでしょう」


「良いのずらそれで?」


「あわわアリス様……」


「あなたたちは好きにしなさい」


「「「ええと」」」


「僕はアリスの好きにする」


 ヴァンは冷静に対処している様だ。


 だが乗り気のようだ。


「これは私が外出中に何が起きたのだ!!」


 マリンが帰ってきた。慌てている。


「拓郎が襲われているのだ!! 助太刀するのだ!!」


 アリスの女王魔法が炸裂した。


 アリスの女王魔法をマリンの水撃がぶつかり合う。


「アリスって拓郎のまぶたちじゃなかっのか!!」


 マリンは現在小学校に通っている。


 同級生とはなかなかに仲が良い。


 いじめられているとかはないので安心だ。


「なんでご主人を狙うのだーーーー!!」


「好きだからよ」


「意味がわからないのだーーーーー!!」


 アリスとマリンが激突している。


 だがマリンの勢いも凄い。


 マリンの水撃が強い。


「これでも喰らえなのだーーーーーー!!」


「あら強いじゃないでもこれでどかしら?」


「なんだこの魔法は!? やばいのだーーーー!!」


「僕も加勢するよ女王様」


「ヴァンそれより何かおかしくないか?」


「どういうこと?」


「私が拓郎を殺したくなっていることそのものだよ、何かが可笑しい」


「気づいてたか、でもそれはたぶん病気だよ」


「そうか病気なのか」


「拓郎」


 そして俺は治療魔法をかけたアリスに。


「殺人衝動が消えた」


「やはり殺人病かしかも特定の相手だけに起こるとはどううなんだろう」


「殺人病?? そんなものが」


 アリスの拓郎に対する殺人衝動は消え去った。


 そして別れたアリスたちと。


 アリスたちはまた日本一周の旅に出る。


 しかし今回はやばかった。アリス強すぎるからな。

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