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第266話 離島の隠しダンジョンは思いのほか簡単なようです

 リスティと一緒にダンジョンを攻略している。


 久々に良い感じのダンジョンだ。


 難易度はそこまで高くない。


 でもお宝が結構ある。


 名のある名刀、名剣、名槍、名斧、名杖など色々手に入る。


 先ほどブラッディオーガを倒した時に出現した宝箱から出た血塗られた狂剣がなかなかに名剣だ。


 俺の肌を抉りそうな剣の見た目が凄く興味深い。


 心の刃に剣が俺の傷を抉りそうな本当に攻撃力のある剣だ。


 血塗られた狂剣。


 俺はこれを持った。


 すると魂に火が付く。


 スパークした。抉るような魂の火種。ホムラの感情。


 養分よりも栄養を求める蜂のように輝かしい魂。


 逆転の一撃を与えた。


 レイシャルナイトハザードを葬り去る。


 血塗られた狂剣は俺の精神を蝕むがそれよりも俺の精神の回復速度が高い。


 爆発的に精神が汚染されるが逆にそれが心地よい。


 魔剣とはこういうものじゃないとと感じる。


 血塗られた狂剣は精神汚染がある代わりに代償者に莫大な人力を与えてくれる。


「拓郎お主のその愛用の武器を与えられたら喜ぶ顔は凄まじいな」


「リスティは俺の顔嫌いか?」


「いや拓郎が喜ぶ顔は若干狂気に満ちていると言うか……怖いかな少し」


 血塗られた狂剣が鼓動を唱えるように答える。


 最適な剣だ。


 血に飢えた剣だ。


 もっと血を吸わせてやろう。


 ディメンションオークディザスターが斧を投げてきた。


 血塗られた狂剣で防ぐ。


 ディメンションオークディザスターが反抗のスキルを発動する。


 激高と反抗のスキルを両方発動する。


 ディメンションオークディザスターの狂暴な波動を確認した。


 斧が投げられる。


 武器創造で斧が投げられまくる。


 ディメンションオークディザスターは武器創造ができるのか。


 出鱈目なモンスターだな。


 でも俺の相手に相当しい。


 血塗られた狂剣も答えてくれるだろう。


 リスティの腕力も相当だ。


 血塗られた狂剣が脈動する。


(お主はなんじゃ?)


「血塗られた狂剣か?」


(我はキョウカ、お主は?)


「俺は増宮拓郎だ」


(キョウカお前を使いこなしてやるからな)


(ふん、いいぞもっと使ってくれ)


 最適に使えばディメンションオークディザスターを狩れた。


 ハンニバルグロウリィが出現した。


 爆発的に火蜂を放つ。


 オメガフレアを放つ。


 ハンニバルグロウリィは極滅の波動を放った。


 リュートが竜の咆哮を放った。


 ハンニバルグロウリィは消滅した。


「やるじゃねえかリュート」


「おほめにあずかり光栄です」


 リスティの極大の拳の波動が押し寄せる。


 稲荷仮面になる。


 これのほうが調子が出る。


「なんで稲荷仮面になるのだ!?」


「これのほうが調子が出る」


「そのようですね拓郎様」


「リュートはそう思うか」


「アグニスも出すか」


「なんだい私を出すなんて」


 アグニスが脈動する。


 アグニスが剣でパラサイトバームチューブを切り裂く。


 アグニスの剣が無数に凌駕する。


 スランも酸弾を放つ。


 パラサイトバームチューブは消滅した。


 離島のダンジョンを攻略した。


 攻略特典とかはなかった。


 でもパラサイトバームチューブのドロップアイテムが六道のペンダントで全ステータスを20パーセント上昇させる代わりにスキルを一つ封印するという効果。


 なかなか使えそうだけどスキル封印は痛いな。


 六道のペンダント効果はすさまじいな。


 さて離島の隠しダンジョンはよかった。


 皆に報告だ。


 今日はカレーを作るか。


 美味しいカレーを作るとするか。

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