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第261話 火山の王サラマンダーは突如として拓郎に牙を剥く

 ウクライナには全てを凌駕するサラマンダーが来ていた。


「火竜使いの俺が敵を倒すぜ」


「お前がサラマンダー使いか」


「いつの間に!?」


 そして一瞬でサラマンダー使いをノックダウンさせたがサラマンダーはノックアウトできなかった。


 アオイちゃんも一緒にたまには頑張っているので闘うようだ。


「拓郎さん頑張りましょう」


「スランのサポートを受けろよ」


「スラン装備ですね!」


 説明しよう。スラン装備とはスランが装備としてアオイちゃんに装備体として合体した姿である。


 アオイちゃんの戦闘力がかなり向上する。


 サラマンダーはかなりの霊圧を持っている。


 サラマンダーが火を噴く。


 火焔の息が突如として征服の息を振りかざす。


 だがこのサラマンダー意外と強いぞ。


 だがなんだろう異質な何かを感じる。


 どうやら人工的な改造が施されている。


 だから凶悪な強さなのか。


 火焔系統だから水系統のスキルで攻撃するか。


「水蓮!!」


 水の菊が咲くように棘の花が咲く。


 だがサラマンダーはなかなかにしぶとい。


 サラマンダーの咆哮が響く。


 高熱の吐息が広場に広がる。


 夢幻に広がる花火のような火焔玉が弾け飛ぶ。


「ガルルルルルルルルル」


 サラマンダーのくせに異様に歯ごたえがあるな。


 現実の虚栄を反映させるような無常なる火炎の破壊を浴びせてきた。


「来ます! アクアボム!!」


 アオイちゃんが水魔法を放つ。


 スランの装備体が備えているので魔法の威力も上がっている。


「アルマゲル!!」


「はいよ、今日はどんな晩餐が好みだ?」


 アルマゲルの禁術水氷芳狂鏡ノ光でサラマンダーが負傷した。


 だが再生する。


「そんな馬鹿な!! 我の禁術で傷をつけられないだと!?」


 まだまだやるな。


 破壊の衝撃魔刃波!!!


 俺の奥の手の武技だ。


 だがそれでやっと右羽を折った。


 だが再生が始まる。


 全部消し飛ばすしかないのか。


 爆陽玉。


 破壊する太陽のような爆弾を作り出した。


 するとサラマンダーはついに消し飛んだ。


 なかなかに骨が折れた。


 ウクライナの平和は少しだけ取り戻した。


 戦争は間もなく停戦合意するだろう。


 俺たちは正義のヒーローだ。


 無名のヒーローが少しだけ手を貸したに過ぎない。


 帰って鍋パーティをする予定だ。


「はよ帰りたいな……」


「一瞬だろ」


 そして一瞬で帰る。


 スランの分体は残しておいた。


 何か異変が起きたら駆けつける。


 鍋パーティは少しだけ豪華だ。


 キングボアの猪肉を入れているから豪華だ。


 鍋は最高だった。

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