第260話 屍獣衝突!!
屍獣がオタク人族の都市を襲う時期が来た。
俺はカリミヤの要請を受けて守りに来た。
「私もこの都市を守って欲しいなのん」
「ナナナちゃんが言うなら」
屍獣は有害なモンスターだ。
よって俺たちの敵だ。
他のフィギュア精霊族から支援されている。
屍獣の大群が攻めてきた。
俺は対抗手段を取る。
火蜂で大量に対処した。
だが屍獣の四天王らしき奴らがいる。
赤い神の毛の猿みたいなやつ。
青いしっぽの屍獣。
黄色いやつ、ピンク色のやつ。
そんな強敵がいる。
アグニスを呼び出した。
「拓郎、私がいるのか? それほどの強敵?」
「ああ、だが油断するな別動隊もいるという噂だ」
そのころカリミヤは都市の日陰のところにいた。
アマリちゃんとナナナちゃんと一緒にいた。
◇
「!? なんだよこいつら!!」
「グっがガガガガガガガ!!!!」
巨大な屍獣が現れた。ナナナちゃんが対抗している。
「この程度なのん!! やるのねん!!」
くっそ僕の霊圧でーーーーーーー!!
カリミヤは霊圧を放つ。
たぬたぬの強力な霊光波動を放った。
だがそれでもむちゃくちゃなオーラは留めない。
巨人の屍獣ダグラはカリミヤを食い殺そうとしていた。
アマリちゃんが音の波動を放つ。
だが圧力が強すぎて効かない。
「そんないくら鍛え始めたとはいえナナナちゃんの指導の下なのに」
「おまえら弱すぎるから下がってろ」
ユキトが現れた。
だがダグラは凶悪な波動で波動砲を放ってきた。
「カリミヤ……おまえがふがいないばかりで……」
「うるさい!! お前みたいなチートじゃないんだ!!」
「増宮から力を借りろ」
「すでに借りているけどこのざまだ」
だがダグラはユキトが退治してしまう。
これでは何も成長しないけど危機をさけるためだ仕方ない。
◇
四天王をマリンとアルマゲルが退治した。
だが屍獣の王がいる、そいつはあっさりやっつけた。
ついでに屍獣の里に行き残党を滅ぼした。
最強の敵ではなかったが、なかなかにやっかいだ。
どうも背後に魔術師がいるようだ。
魔術師のアジトまでいった。
「何者だ!?」
「お前らを倒すものだ」
「喰らえ!!」
「無駄だ」
弱かった。でも普通に強い奴もいるが全員警察に突き出した。
再起不能にしてしまったやつもいる。恨みを買わなければいいのだが。
フィギュア精霊族とオタク人族の間に平和がやってきた。
歓迎会をされた。
俺はよかった。でもなんかカリミヤのやつが悔しそう。
「また俺とバトルか」
「今度こそ勝ってやる」
「いいぞ! 勝負はいまからここで余興だ」
「勝負!!」
いうまでもなくカリミヤは弱かった。でも俺に一発入れたから強くなってるな。って俺の力借りてるんかよそりゃ強いわ。テルネアスの力も借りてて勝てねえのかよ。
カリミヤは小説を書いている。ボロボロだけど書いている。
拓郎はウクライナの前線に戻っていた。