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第258話 フィギュア精霊族はダメ人間のオタク人族を嫌いのようです

 休憩を取ることに、大広場の酒場に来た。


「一杯飲んでくれここはジュースから酒を飲める場所だ、料理も旨いぞ」


 自作のアニメとかも見れるとか、ただレベルがなかなかに高い。


 料理のレベルがずば抜けて高い。凄く飯が旨い。


「本当なのん。ここの料理はナナナのバナナより旨いかもしれない」


「あんたのバナナはミラクル級のバナナよ。だから自信を持ちなさいナナナ」


「ナナカ……流石ベストマイシスター。それだけの口を持っている。ただ甘いね。甘い。流石にまだ見抜けないか」


「何が……まさか」


「ここにバナナシロップをかけるとさらにうまうま」


 そうして鶏肉らしいよだれ鳥にバナナシロップを徐にかけてしまう。


 すると料理人が飛び出してきた。


「ふざけんな!! 俺の料理を!! ふざけんな!!」


「えっこんな猿みたいな不細工が作ってたのん……まずくなるのん」


「言うな!! お前らは我が里の救世主と聞いたのだが、我らを醜いとあざ笑うのか」


「不細工に不細工言うのは悪いと思わないわ」


 ナナカが冷たく荒らすようにオタク人族の男性に対して罵詈雑言を言う。


「まあでもそうだよな。あんたたちみたいな美人や美男からしたら俺たちなんて不細工だよな」


 なんか妙になっとくされた。


「でもお料理は美味しいですよ!!」


 僕はフォローをしておくことも忘れない。


「ありがとよ。でもまだまだ上がいる」


 それだけ、料理を褒めるのも悪くない。がそれでも本気の力を出してない。


 

 オタク人族の料理を堪能したら、深夜のタイミングで僕はナナナちゃんに呼び出された。


「一狩行こうぜ」


「そんなモンスターを狩りつくす人がいうような……」


 雄弁なる言葉狩りが広場を踏みつくすように感じる。


 ナナナちゃんには考えがあるらしい。


 屍獣を倒すには鈍感力が必要だとか。


「鈍感力? なにそれ」


「考えが無いのが考え」


 意味不明なところとかいつも期待している。


 ダメ人間のオタク人族が良いところを出したいのんとか。


 ナナナちゃんが一狩行っている間に僕は自室の客間でたぬたぬとゲコ丸と話をしていた。


 たぬきちはたぬたぬ。


 フィギュア精霊族のところにオタク人族の青年がもめている。


「あんたが悪い」


「ミウルこそ拙者は悪くないです」


 二人のことはナナカちゃんに任せた。


 屍獣はどこにいる?

 どうやら根城の洞窟までかなりかかるとか。


 でもあちらも悪くないという意見も。


 でもそんな意見は無視だろう。


 敵対関係者はいらないという意見が殆どだ。


 時間に殆どの空間の亀裂が生じる。


 屍獣の長みたいなやつが現れた。


「やあ諸君。こちらの食べ物を譲って欲しい」


「なんだ貴様なのん」


「こっちは腹が立ってる鉱物のようなタピオンをよこせ」


「うちらの秘宝をよこせだと! でたらめが!」


 タピオンとはフィギュア精霊族の秘宝らしい。


 オタク人族とフィギュア精霊族が誓いの結婚をするときに与えられる秘宝らしい。


 タピとは死を覆すものという意味があるらしい。


 タピオンは精霊石という特別な石だ。


 それを屍獣は食べるのが好きらしい。


 これは普通に案件だな。


 屍獣が攻めてくるらしい三日後に。

 全面戦争は防げないらしい。


 でもなんとかすると約束してしまった。


 どうするか。どうしよう。


 とりあえず流石にやばいのでユキト君に相談だ。とは問屋が卸さない??


「どうもユキトは今ウクライナで超能力戦争に巻き込まれているらしい」


「ナナカちゃんマジかよ!? じゃあどうする拓郎さんを呼ぶか?」


「確かに拓郎の手は借りないといけないかも、でも今やばそう」


 へっ? どういうこと。

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