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【ラフィーの詩集第一楽章】第240話 イギリスでの魔女が旅に出る前の詩集を書いている

 2023年4月16日(日曜日)早朝5時イギリスウェールズ。


 魔女の朝は早い。


「婆様!!」


「ラフィー! 逃げるんだよ!!」


「でも婆様が!!」


「逃げるんだよラフィー!! おまえじゃ敵わないんだ!! 逃げるんだラフィー!!」


 仕方なく森の熊から逃げ出していた。魔法の杖に跨り、朝の山菜取りに来ていたが、森の熊さんに遭遇して、逃げることになった。


 ジャイアントキリングベアーは狂暴性の高い熊だと教えられた。


 森の脅威だ。だが昔から習わしで風習かな決まりで森の熊さんに手を出すことは禁じられていた。


 だから魔法の力を行使することも禁止されていた。


 そして私は若干10歳で天才の魔法使いの烙印を押されていたがまだ泣き虫だ。


 泣いて泣いて婆様を護ると決めた。


 泣かずに森でキノコやワラビや野生のりんごを取りに来たが、あまりにも村は過疎地だ。


 肉や魚はおろか豆ですら貴重だ。


 だから魔女はいつからか魔力を食べることにした。


 魔力が栄養になる。


 魔法使いの魔女の栄養成分でもある魔力を効率よく運用するのも魔女の務めだ。


 イギリスでは魔法運用が効率よく行われている。


 そのまま攻めに行くこともできる。


 今こそロシアの魔導聖魔協会。の会長。


 アルマゲルガバド・プーチルドネス・ロドリゼスを暗殺しないと。


 だからこそ暗殺は失敗するだろう。



 夜も更けてきた。


 後悔無いように出る。


 だが邪魔ものが入る。プーチルドネスの娘の魔女が飛び出してきた。


 殺さないと。


「やめて。。。殺さないで」


 じゃああんたは生かしてやる。でもあんたの親父に伝えて。


 私は旅に出ると。


 だから詩集を書く旅に出るから。


 始まりの魔法使いになるから。


 だからあんたの親父さんも今回は見逃してあげる。


 それを聞いたプーチルドネスの娘は加速する脳内の中で、新たな希望のページを見つけた。


「あなたの名前は?」


「私はラフィー」


「私はユリス……ユリス・シンフォライト」


 ユリスはロシアの魔法協会に駆け込むことにした。


 こうしちゃいられない。


 父親の命を救うには、あの娘と別の道を行くしかない。


 ユリスは決意を固めて絵の勉強をすることにした。


 イラストの勉強をすることにした。

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