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第232話 ヨミの夢魔との攻防戦/世界に起きていること



 ヨミは怨霊の類を探していた。


 伝承にあると狐の妖怪は人を騙すとか言われている。


 全ての生き物をバカにしている、最大の敵であると、教えられた。


 だが可笑しい。夢のような反動を感じる。


 夢魔の気配も感じる。


 ヨミの前に夢魔が現れた。


「ようこそ芸想の貴婦人は夢に襲われる」


 夢魔が登場した。


 夢魔は反撃の狼煙をあげている。


 ヨミは自身の滅殺刀を夢魔に当てた。


 当てる刀はなんでもよかった。

 それだけでも、ヨミは拓郎に心配を懸けたくないから憂鬱に世界を見ていた。


 嗚眼河(鳴り響く眼光の大河)を使うしかないのか。


 オメガ。それが西洋式に説明すると使える最強の気功術だ。


 自身の気を高めて全ての力を眼に集中して、全身の運動神経を何百倍に高める最強の魔視美夜一族に伝わる奥義だ。


 拓郎はまだこれが使える体じゃない。


 オメガは最大にして最強の眼精強化体系術式の一つでもあり、使用後の疲労感は半端ない。 

 

 それだけ反動が足りないから、夢の敵を倒すのはかなり骨が折れる。


『あなた…このような猫島の現状を知らないのかな? 夢魔として忠告するけど猫たちは脅えてるわよ?』


「何が言いたい夢魔!!!」


『こんなところで私を相手にしても無駄ってことよ』


 ヨミはそんなことで夢魔の相手をやめて拓郎のところに行くことになった。



 はぁーーーー☆


 良かった星の導きはまだ果たされてないのね。


 ヨミちゃんっていうのね。


 拓郎君もだけどそうだよね。


 夢魔である私を許さないかもね。


 なんでこの姿で出たんだったかな。


 夢魔として光臨していた、七星ナナは一人、一人で七星ノ塔を目指していた。


 七星の願いを叶えるための塔だ。ここはモンスターが出ない代わりに凄く長いし遠い、体力をつけないといけないのだ。


「ナナねえねえ来たのね!」


「ナナねえいけますよ」


 ナナナとナナカがすでに待機していた。


 天能咲市上空に天まで伸びる七星ノ塔の攻略はナナとナナカとナナナと


 ナナミがついに起きた。


「起こすなんていい度胸してるわねナナ……?」


「ナナミ姉~~~? 良く起きれたのねん」


「緊急事態だもの~起きないと流石に死んじゃうでしょ拓郎君」


「そうなのねん拓郎君も雪兎君も死んじゃうもんね」


「ユキトはいまどこにいるの?」


「ちょっと待って・・・星の観測地帯によると……ロシアにいるようね」


「ロシアって今そこに行くのかねん?? 戦争が起きているのねんのに!!」


「まだやってるようねロシアとクリミア共和国とウクライナの三つどもえなのねん」


「アメリカがウクライナの味方して、日本が何故かロシアの味方になってセカイは今混沌よね」


 実際問題2022年3月15日から2023年6月1日まで戦争が各地で勃発している。


 中国は連合国日本とロシアが手を組み血みどろの戦争が起きている。


 アメリカはイギリスとフランスに連合国5か国同盟これにスイスにイタリアを足して戦争をしている。


 北朝鮮と韓国が同盟を組み中国のもとにつき、ロシアと共にウクライナを攻めている。


 なぜに日本はロシアと手を組んだのか。


 幸いにも七星家が住むのはネオニッポンという日本とは違う地区にある場所は北海道の右斜め下の人工島だ。

 

 拓郎が住んでいる場所は天能咲市日本だ。


 だから拓郎は家に閉じこもり毎日退屈な日々を過ごしている。


 現在ネオニッポン政府と日本政府は敵対関係にあるが複雑な事情だ。


 日本政府は法律を順守するが、ネオニッポン政府はルーズな対応だ。


 ネオアキハバラではかなりの人達が異能学園に行くことができる。


 異能を研究しているネオニッポン政府と普通の教育を施す日本政府。


 だがそこで最大の敵が現れることを七星家すら予感できなかった。


 幻魔獣の襲来は簡単に止められない。


 妖魔も襲ってくる。


 拓郎たちはどこまでいけるのか? こうご期待。

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