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1999年8月31日に起こったこと
一九九九年 8月31日
大空心が起きた。
世界はその瞬間離れてしまった。
切れる若者はいなくなり。
笑う若者に変更された。
笑うのは良いことだ。
俺は初めて笑ったかもしれない。
そのまま笑って、笑うのはストレス発散になるから。
だからか最近体が重いのは、もう年なのかな。
と仮実谷 望がかんがえてるだけでした。めでたし愛でたし。
だが、終わらない、話はまだ続く。
そこをある女性に見られたことを危惧している。
もちろん小説の話ですよ。
カリミヤさん?
疲れてるなら早く寝ましょう?
じゃあ、もうちょっとだけ書いたら。それで良いよ。
1999 8 31
現実世界ではカリミヤは宿題に追われていた。ただの宿題じゃない。
自信の小説を描くという宿題だ。
絵を書くのも作文も嫌いな彼は宿題ができなかった。
そのとき昼間に出歩いていた。
母親と一緒に出ずに、ひとりで公園に遊びに行っていた。そこで僕はとある少女に出会うのであった。