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妖魔大戦の章 第227話 動き出すセカイ

久しぶりに本気で書いた。



 稲荷仮面は現場に急いだ。。正直なほどにまっすぐだ。どれだけ転ぼうが前に進む。だが余裕のなさが感じられる。拓郎は自分の体がどうなっても良いと思えるほどに、急いでいた。


 だが、ここで大阪のニッポンバシに異変が起きていた。妖魔が溢れ出ていた。


(シンク? 応答してくれ)


(嫌だなぁそんな拓郎)


(どうしたんだ、いつものお前じゃないぞ??)


(知らない、拓郎なんて知らない…)


 そうやって一方的に通信を切ってしまった。


(「心空のやつ……最近かまってないからすねてるんだなぁと思うんだけど。」)


 拓郎は稲荷仮面は走る。


 異変が起きていた!!


 大阪のニッポンバシで確かに何かが。



 


 ナナナは憂鬱でそれどころじゃなかった。


 小さな少女がいた。だがふんわりと磁場のような感覚が違う。


 その少女は黄色のシュメールのようなオーロラをまとうように伏せていた。


「怖いの……怖いのーーーーーー怖いからあなたは逃げてほしい……」


「どうしたんだよ君は……逃げるのんよ早く」


「私はもう逃げれないの」


「なんで?」


「もうそこまで来ているの……」


 


「ああああああああああああ」


 ナナナの脳裏に過去の記憶が電流ガ弾け飛ぶようにナナナの脳内を焼くように、痛い。


「何なのこれ~?!死ぬほど痛いのねんなのん……死にそうなのねん…くぅぅ~寝ちゃおうスヤスヤスヤスヤ…」


 ナナナは道端で大の字になって寝ている。


 だが恐邪車と呼ばれる半機械半魔の妖魔魔人が現れた。


 無限の恐怖が日本橋の遊歩道を刺激していた。


 人々が見ている。見せ物じゃないが固唾と見守っている。逃げた方が良いだろと思うが、そんなレベルはとうに越えた。


 目の前の化け物を倒さないとこの少女も守れない。


 僕は夢じゃないかと思われる光景を見た。


 アマリはたまたま買い物に来ていた。親と一緒だお父さんと一緒だ。


「かりみん、にまたあいたいな~」


「あまりそういうのは買い物が終わってからだぞ」


「しょうがないやつだよ本当に、あたしがいないと駄目なんだね……」


 そんな僕でも仲間がいる。でもそれだと駄目なんだよ。女の子に守られてばかりだと。自分が皆を守れるほどになりたい。


 今は甘えていろ。


 どこから声が聞こえてきた、そんなわけないのに。幻聴が聞こえるほどに追い詰められていたのか僕は。


 そして恐戦車はナナナをひき殺そうとしていた。


「画阿脱荷屋嘉かも気化名此処真子メカや酢か武佐湖かな粗野史話なシネエエエエエエエエエエ」


「ナナナちゃん!!?」


 なんで車が通る所で寝ているの?僕が助けないと。


 僕があああああああ。


ああああああああたあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!


あまりちゃんはまだ子供のはず、だが生まれつき声が巨人のように大きな声が出せる。


 そのことで昔幼稚園のときに虐められたのだ。


 アマリは止めたかった。


 アマリは全力で最大限の力を込めて道路に飛び出して、ナナナを抱きかかえた。


 だが、ナナナちゃんはすごく重かった。


「ナナナちゃんってこんなに重いの?? どうしよう早くしないとあの変な巨大な恐邪車に引かれちゃうよ!!」  


「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!! グルグルグルグルぐるぅ!?」


 後から恐邪の機械車は倒された。


「危ないところだった。良かった。本当に良かった……」


「あなたは誰ですか?」


 僕は魔視宮詠だよ。


「あなたは……まあいいや、それより。ナナナちゃんが目を覚まさないの。どうしようずっと寝てる」


「!??!??!?」


 まさか、夢遊の妖魔にやられたのか!?


 嫌、違う。想じゃない。


 考えろ。


 


 幻魔獣か!?


 嫌、想としか考えられない。


 この普通に見える女の子ですら、眠らせるのだ。


 夢遊の妖魔なのか?


 幻魔獣が古の我らの敵がまた動き出すのか!?


 ヨミは余りに物の事件に震えている。


 この少女二人があまりにも心配だぁ。


 家で匿うしかない。


 ヨミはこっそり二人を保護することにした。


 拓郎の家に帰ることにした。


 朝までだけど大丈夫かな?


 アマリに聞くヨミ。


 電話で伝えるよ、お姉さん。


 アマリはお父さんにこれこれああだこうだと伝えたら。許可がでたようだ。


 じゃあ行こうお姉さん。


「僕は男ですよ」


「お姉さんに見えるけどなあ?」


「まあいい。それより。家は凄く狭いから覚悟してねアマリちゃんと……この寝ている娘名前が見えないなぁ、そんなこと無いはず何だけど?」


 魔視実夜は相手の心名を見通す目の要素がある。だが全く雲が暗黒の濃い瘴気に覆われて名前が見えない。


 ええと、でもナナナちゃんって言ってたよね。アマリちゃんが。


 でも心名が見えないなぁなんかこの娘怪しいなあ。


 でもぐうーぐうー寝ているし。このままではヤバいし。、どうしよう?? 何だろうこの胸騒ぎ。


 ヨミはなんだかわからなくなった。  


 いつも心名が違う子供なんてあまり居ないのに。


 だが、ナナナは寝ているから、家に運ばないといけないから。


 じゃあ一応家に入れよう寝かしとこう。


 ヨミもなんだか疲れている。


 だが、ここで想定外のことが起きる。


(えれつ…ふらふらして……あれっ。)


 ヨミも倒れてしまった。


 アマリちゃんは顔面蒼白だ。


 アマリは泣き叫びたかった、だがここはほとんど人通りが無いから、叫んでも人が来ない。


 どうしよう?


 どうしよう?


 あれっ私も倒れそう。


 アマリはふざけてない。でもみんなが倒れてしまった。道端で。車が通るようなでかい導等で。


 ●●●


 幻魔の章


 あなたたちが悪いのよ私たちをないがしろにしたのが。


 イルミナは切れかかっていた。死よりも苦しいことを、狂わせてやるわ~!!!


 拓郎を。


 地獄の業火で拓郎を燃やし尽くすイルミナ。嫉妬の炎で燃えまくっている。


イルミナは悪魔でもあり、邪心の心に目覚めそうになった。


 幻魔獣たち頑張ってるかな?


 あれ昔私が作った造兵なの。


 じゃあ誰が悪いんでしょうね。アッーはっはっはっはっはっはハハハハハハハハハハハハハ!!!!!


 拓郎なんて嫌い。


 こんな家出てってやる。


 イルミナは邪心翼を広げて、家を飛び出してしまった。


 イルミナはお兄様を探すたびに出た。


 雨の衣に着替えて、イルミナは水量覇道の恋歌を歌う。


「見て、私を、あなたはここまでやるのよ。ハナテ、稲妻。  ヨミの心を読めない。


 ああ、心の炎が燃え上がる 全然駄目じゃない。 あなた心を燃やせないの。本をあなたたちの心の本を燃料にしなさい


 燃料はあなたの心にあるから


 だから私たちはアナタの力になる。


 だからもっと跳ばせる、飛べる。羽ばたける。  


 でもね、それは出来ない子がいたら…私は浄化の炎で燃やしてあげるの だから世界を良くしたい。


 たがら暗くならないで」


 テルネアスは涙を流していた。


 居たの!? あなた!?


 全く気配を感じなかったわー!?。


「私は拓郎が心配でこの世界に来たの……」 


涙がとまらなかった。テルネアスは泣いている。今まで笑顔が絶えないテルネアスが大泣きしている。テルネアスはセカイに声を響かせたかった。テルネアスは生まれつき声が小さいので人に声を伝えられない。コミュニケーション能力が乏しいのであった。


だから頭の中に声を届けたいからテレパシーを行っていた。だからテルネアスは自分の口を封印した。

ここから妖魔大戦の章が実質的に始まります。色々思うこともありますが、もっと書きたいのでしばらく更新頻度は落ちるでしょう。なので素直になって見守って欲しいです。

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