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第205話 食欲が止まらないフルーツダンジョン編

ちょっと番外編久々のナナナちゃん登場回です

 ナナナは女の子だ。


 でもちょっとだけ食いしん坊。


 毎日バナナを出して食べている。


 果物しりとりを駆使して色んなフルーツを食べ放題だ。


 でもしりとりで出したものはなんか味が薄いような気がする。


 だからダンジョンで美味しいものを落とす敵がいてもいいはず。


 そんなダンジョンを探しています。


 いいんじゃないかな? フルーツとかお菓子が出るダンジョンあってもと思いつく。


 そういうダンジョンあるじゃんあったらいいじゃんと星に願う。


 自宅のクローゼットがダンジョンになりました。


 神様グッジョブ!! というわけで入ってみることに。


 雪兎とナナカも一緒に連れていくことに。


「なんで俺がナナナと一緒にダンジョンに行かないと……なにこれ僕の裸の写真!? いつ撮ったんだよナナナ!!」


「ばらまかれても仕方ないんだね?」


「ナナナ酷いよそれは流石に」


「冗談だよ返すね」


「おまえの冗談は心臓に響く」


 雪兎はこいつこういう子悪魔的面が出来たよなと感想を言い出しかねないがぐっとこらえる。


 ナナナはバナナをおやつに林檎を齧る。


 ナナカは雪兎の手を握っているのでドキドキしている。


(はっはっはっ……雪兎の手の中あったかい~いい気持ち~~良いよね良いよね唇奪ってもいいよね……)


 なんか発情してないナナカ? ヤバそうなので離れるか……


 こいつやっぱり可笑しい……でもまあいいかとナナナは思っていた。


 とまあ自宅ダンジョンを攻略する。


 すると中には猫のぬいぐるみ的なマスコットが。


「にゃっにゃにゃにゃなナナナ様あなたのマスコットです名前をつけてください」


「にゃん太郎で」


「にゃん太郎はこれからナナナ様のマスコットです」


 説明によるとフルーツダンジョンと駄菓子ダンジョンと洋菓子ダンジョンと和菓子ダンジョンなる物の4つが解放されているとか。


 中には果物のモンスターとかいて倒すと極上の果物を落としたりするとか。


 シロンも読んどいたので月名ルナも来ていた。


 クロマルもいる。ミリア・ベルも一緒に来ていた。


「雪兎と一緒なのは当たり前ですよ~妖精は主人と行動を共にするのですよ~」


「雪兎は私のなの……わかった?」


「目が怖いであります!! ナナカさん」


 ナナナはそんなこともあり秘策を練っていた。


 バナナの打ち出のハンマー界ゼットを持ってきていた。


 これで叩けば報酬が倍になるというアイテム兼武器だ。


 これで果物がバイク得る。つまり倍食える。最高なのですよ。


 そういうことには頭が廻る。


 ダンジョンに潜るとふわふわの雲みたいなわたがしのフィールドで周りには星が浮いてる。


 そんなファンタブルなファンシーな空間。


 敵が現れた。ガオー。リンゴライオンだぞ食べちゃうぞ~と来る。


 全然怖くなくて草。ナナナはバクリと齧りついた。リンゴの頭に。


「食べないでガオーガオーすみません戦闘力皆無です……」


「なんで襲ってきたの……」


「りんごあげるんで許してくださいほんとすみません」


 そうしてリンゴライオンは去っていった。なんだったんだろ本当に。


 その後アルミカン大使とか出るがやられそうになると命乞いしてきてミカンをくれる。


 なんだろう殺傷沙汰はこの空間だと禁止されてるような。


 ファンシーだからか。そんな感じでゆるゆるに攻略。


 ハンマーをピコピコハンマーに改造した。


 これでファンシーな果物モンスターたちをピコピコしておらあーーー!! 果物よこせやーーー!! 美味しい果物よこせやあーーーー!! と脅して回る日々。


 いつの間にかジャングルのナーちゃんと呼ばれてフルーツモンスターたちの王になっていた。


 そして今日も毎日フルーツ三昧だ。


「美味しいねこのメロンデリシャスメロンのメロンメロン」


「ですよね~わたくしの特性メロンですからねナナナ様」


 メロン熊パンダさんがメロンを献上してくる。


「うちのシャインマスカットもいかかですかナナナ様」


 マスカットゴリラーマンが頭についているマスカットをもぎ取っている。


 なんか絵ずらが不味そうだが極上のマスカットであるよ。ほんとだよ。


 そんな感じでウマウマな日々だった。


 次は駄菓子ダンジョンでも攻略するかと思うナナナなのであった。

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