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第203話 天魔塔

 その塔の名前は無いようだ。


 俺は限りなく天に伸びていくので天魔塔と名付けた。


 発見者は俺とフレイムとアグニスだろう。


 マリンも戦いたいと言ってきたので出した。


 アルマゲルも久々に暴れたいぞ……と言ってきたので出してやった。


 一気に5人になってしまった。だがこの天魔塔ではそのくらいの仲間がいないとヤバいというのが常識となるかもしれない。


 天魔塔の1層ではヤマアラシのような鬼が現れた。


 山鬼嵐と言ったところか。


 そいつは真空刃を放ってきた。拘束魔法を唱えながら。アルマゲルが対抗禁術を唱えなかったら危なかった。


「このような揺るがす敵は久々だぞ!! 拘束を解くからこいつはマリンがやれ!!」


「わかった。倒しちゃう。ウォーターパラドックスアルティマバースト!!!!!」


 普通にオーバーキルでした。マリンの水魔法威力が高すぎる。


 だが無双状態が続くのはここまでだったと言いたいが……普通にみんなの状況解決能力は高かった。


 アグニスは一瞬の攻撃で波動を高めて一気に振り抜いた。


 オーガエンペラスダークを切り伏せた。


 だがオーガエンペラスダークはゾンビリビングデッドオーガに変貌する。


 フレイムが炎星弾を放つ。効果的な火炎弾がゾンビオーガを焼き尽くす。


 マリンがアクアスターブレイクを喰らわせる。


 アルマゲルが古の禁術を放つ。


「妖魔の王よ激しく揺れる放たれる魔神の焔よ!! 優雅に舞え攻めろ! 虚空の弾丸!! アブラスラム!!!」


 引力すらも惑わす激しい火炎の玉が放たれた。


 後悔は無い。俺たちは強力な天魔塔の敵を倒しまくった。


 天魔塔の5層を進んでいた時に異変は起きた。


 重力が急に増えた。


 足取りが重くなった。


 こんな仕組みがあるのか……だがやるまでだ。


 5層の敵は死神剣士だった。


 六本の腕があるまさに死神の剣士だった。


 フルアーマーで角が生えている。


 動きが速いので俺はヒカリを出す。


 ヒカリは宙を舞い、俺の指示で動き出す。


「お兄ちゃん……拓郎君を惑わす敵は粉砕するのだ……!」


「拓郎君?」


「お兄ちゃんのほうがいい? 拓郎君もカッコいいと思うの……」


「じゃあ敵を白光魔法で倒して」


「わかったにゃやっちゃうよ!!」


 そしてヒカリの白光魔法でぶちのめした。


 マリンが水憐撃でユルガウムドラゴンを倒していた。


 アルマゲルが業火の爆発をぶつけた。


 よくわからんが敵をそのまま爆破してしまう禁術らしい。


 フレイムが戦武の踊りを踊っていた。俺たちの攻撃力と魔法攻撃力を3倍に跳ね上げるものだ。


 さらに剣で暴虐の魔人を倒していた。


 そして天魔塔の10層にまで来ていた。


 天魔塔の10層は中ボスのようだ。


 ヤマタノオロチが待ち構えていた。


 マリンがウォータービックバンをぶつけると大人しくなった。


 アグニスが一個ずつ首を切り落とす。


 ヒカリがライトスプラッシュピストルをぶつける。


 俺は拳で殴る。


 アルマゲルは波動想雷をぶつける。


 サクラも戦いたいというので出してやると桜吹雪で敵を切り刻んでいた。


 ヤマタノオロチを倒してしまうとサクラがアグニスと喧嘩していた。


「あなたはそのように肌を露出して拓郎様を誘惑しているのですか!?」


「サクラ何言ってるのさいつもこういう服じゃないの……誘惑なんかしてないよ?」


「いつもいつも拓郎様に近づいて行動を共にしているじゃないですか……ここは決闘で

どちらが拓郎様に相応しいか決めましょう! いいですよね拓郎様!?」


 なんかめんどくさそうなことになってます。

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