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第20話 本格的なレべリングを開始するようです

 次の日、俺は蒼威ちゃんのレべリングをかねて、103階層に潜っていた。


 本当はもっと先を目指したいのだが、蒼威ちゃんが相手できる敵が103階層のデスメタルリザードまでなのだ。

 こいつは経験値がうまく、レべリングに最適だ。

 そしてお昼まで潜っていて、レベルを10ほどあげて、なお俺の場合40ぐらい上がった。

 昼ご飯を爺ちゃんと婆ちゃんと蒼威ちゃんと一緒に食べて、そのまま夕方までレべリングした。


 これで1日で合計蒼威ちゃんのレベルは135まで上がった。

 俺は288まで上がった。


 次の日は潜る階層を104階層まで増強した。

 そこで出てきたモンスターはオメガアーマーラビット。

 小さいので逆に相手しづらい敵だ。

 物凄い俊足の速さで俺達に迫る兎。

 だが、蒼威ちゃんは既に反応速度では後れを取らない。

 剣で両断した。

 

 4体ぐらい狩るとレベルが上がる。

 なお俺の場合1体狩るだけで上がる。

 そしてウサギたちをばんばん倒していった。


 3時間ぐらい狩っていたが、効率よく狩れる。

 そして一旦俺の時空魔法の空間転移で家に戻って、お昼ご飯を食べる。

 そして再び潜る。

 なお空間転移は俺の場合やってみたら簡単に出来た。

 思い浮かべた場所に行くことが出来る。

 MP消費もたいしたことないから便利だな。

 これからダンジョンのどこにでもいけるから便利だ。

 そして105階層まで歩を進めた。

 出てきたモンスターはメガフォックス。

 狐だが、なんか大きいし豪華な感じ。

 どう豪華と言うと装飾が多い。

 耳に炎のような飾りが有ったりとなんか豪華。

 そして炎魔法を放ってくる狐。

 俺は魔法障壁を展開して防ぐ。

 蒼威ちゃんは水の壁を展開している。

 

 メガフォックスは動きはいうほど早くない。

 だが耐久力が高い。

 剣で斬りつけたが一撃で倒せない。

 真っ二つに斬ろうとしたが、体を翻して躱してくる。

 動き自体は早くないのだが、受け身が上手いこの狐。

 だが俺の動きにはついて来れないのかなんどか斬ると真っ二つに斬れた。

 

 だが野生の動きと言った感じだから、なかなか手ごわい。

 俺達はさらに先を目指した。

 106階層まで来た。

 出てくるモンスターはオークネビライド。

 オークの最上位版なのだろうか。

 普通のオークより痩せている。

 だが動きがとんでもなく速い。

 だが蒼威ちゃんも上がった速さで圧倒している。

 そして蒼威ちゃんが仕留める。


「ふぅ……拓朗さん。そろそろついていけますね敵に動き」


「そうだな。あまり速く感じないよな。蒼威ちゃんですらそうなんだから俺だとさらに違うよな」


「スローモーションですね」


「俺だとガチで動いてないように見えるな」


 そうして、107階層まで来た。

 ベルガスとかいう不定形のヘドロのような魔物だ。

 だが魔法で一撃だった。

 炎魔法で良く燃える。

 蒼威ちゃんは水魔法と雷魔法が最近使えるようになった。

 雷魔法もなかなか効く。

 ライトニングボルテックとかいう名前で放っていたが、かなり効く。

 そして蒼威ちゃんが速く先に行こうと言うので先を目指した。


 108階層まで来た。ここにはモンスターがいないようだ。

 歩いても歩いてもモンスターが出ない。

 そしてなんか隠し部屋を見つけた。

 そこにはなんかモンスターが1体いた。


 スライムだった。

 ただのスライムが。

 ピキーピキーと鳴いている。

 鑑定でもスライムって出る。

 でもこのスライムなんか

 普通じゃない。

 種族こそスライムだがステータスがマジ凄い。

 

 HPが6000ある。

 MPも3000ある。

 なんか他のステータスも色々とヤバい。

 そしてなんか俺にすり寄ってきた。


【スライムが仲間になりたそうにしています。仲間にしますか?】


 なんだって!? こんなことあるのか?

 あっ第4職業テイマーにしていることすっかり忘れていた。

 なるほどそういうことなのか。


 でもいいのかな魔物を仲間にするなんて。

 まあいいか。

 俺はスライムを仲間にした。

 名前をつけてやった。


「お前は今日からスランだ」


「ぴきー! ぴきー!!」


「喜んでいるのかな」


「拓朗さん。いいですねモンスターを仲間にするなんて。俺も仲間にしたいな」


 そして109階層まで来た。


 さっそくスランを戦わせてみることに。

 スランが戦うようだ。


「いけっ! スランガンバレ!!」


「ぴきー!!!」


 スランが相手のモンスターギャリアルベリアルに挑む様だ。

 スランが何かを体から発射した。

 酸弾のようだ。

 相手のギャリアルベリアルは溶けてしまった。

 うおっ……なかなかエグイ攻撃を……

 これはとてつもない強さのようだうちのスランは。

 さてそろそろボス戦のようだ。

 スランと蒼威ちゃんと共に110階層まで来た。

 出てきたモンスターはダークウルフマン。

 狼男のようだ。

 だが開幕スランが酸弾を発射してウルフマンが一撃で溶けた。

 まさかのワンキルである。


「ぴきー! ぴきー!!」

 

 スランが褒めて褒めてみたいに俺に近づいてきた。

 俺は撫でてやる。

 するとスランが凄く喜んでいた。


 まあ機嫌がいいのならいいけどさ。

 そして今日はもう戻ることにした。

 明日から頑張るぞい。


 風呂入って、晩飯食べて、スランと一緒にアイス食って一緒に寝たスランと。

 なお爺ちゃんと婆ちゃんにはスランはかわいい生き物として認定された。

 それでいいのか爺ちゃん、婆ちゃん、モンスターを仲間にするなんて拓朗は凄いんだねで通していいのか本当に。

最後までお読みいただきありがとうございます。

よければ評価、ブックマークを頂けるならうれしい所存でございます。

感想もあると嬉しいです。

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