表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

192/387

第173話 マヤちゃんと一緒にダンジョン鍛錬

 今日は暇なのでマヤちゃんを育てることにする。


 魔刀君に了承を取り、今日は一日マヤちゃんを預かることにした。


「マヤ拓郎さんの言うことを聞くんだぞ」


「お兄は心配性だな~拓郎兄ちゃんがマヤのことを襲ったらどうするの?」


「そんなことが起きたら俺ですら拓郎さんに勝負を挑むことになるだろう」


「そういう冗談はいいからマヤちゃん……いだずらっこだな」


「冗談だったのか……まあいい俺は鍛錬のためにソロで日本橋ダンジョンに潜るからマヤはどうするんだ?」


「拓郎お兄ちゃんのダンジョンに潜るかもしれないけど~」


「ならばそうするがいい……じゃあな久々に腕が鳴るぜ」


 とか何とか言って魔刀君が帰っていった。


 さてとマヤちゃんはうさにゃんという人形に魂を込める能力を持っている。


 それと心霊体になってほぼ無敵な状態になれるし……念動力も使える。


 よくわからない娘だな……でも鍛えがいがありそうだ。


 ダンジョンに潜る。自宅ダンジョンの393階層にまで来た。


「マヤちゃんはなんか取っておきたいスキルとかある?」


「う~んとね……魔王とか! 鳳凰神王とか!! 取りたいかな!」


「うん……魔王のスキルは誰でも取れるものではないんだけどね……」


 鳳凰神王とかもやばい。俺は天星神炎雷鳳凰王のスキルを取っているが、これは天星のスキルと神王のスキルと火炎と雷のスキルと鳳凰のスキルを複合化しているのであってなかなか取れるものではないのだ。


 鳳凰のスキルと神王のスキルを複合化しないと鳳凰神王のスキルは取れないのだ。


 魔王は職業ボードで魔法使いとテイマーをレベル50まで上げてある程度のレベルまで上げるとスキルボードに出現すると思われる。


 まずは魔法使いとテイマーをマヤちゃんは取らないといけない。


 魔法使いは取っているらしい。テイマーはモンスターをテイムする必要がある。


 モンスターをテイムするにはモンスターと心を通わせないといけない。


 そのモンスターとの相性とかもあるが基本的に波長が合うかどうかだ。


 マヤちゃんに波長の合うモンスターを探さないといけない。


 もっと低階層の方が良いと思い……151階層あたりに飛んだ。


「マヤちゃん自分に合ったモンスターを探したほうがいいよ」


「私の相棒~!! どこにいるんだ~~~~!!」


 そうして小2時間ほど探したがなかなか見つからないが……パペットラビットアンデッドとかいうモンスターを発見した。


 マヤちゃんは会った瞬間あの子可愛いと発言した。


 最高にキラキラしているらしい……趣味が悪いとは言わないけどアンデット系を仲間にしたのかこの娘は……


 うまいこと弱らしてついにテイムすることに。


 事前にテイムのスキルは取っておいた。


 これでパペットラビットアンデットをテイムできるかな?


 マヤちゃんはなんとか上手いこと心を通わせてパペットラビットアンデットをテイムした。


「やった~私の従魔がついに……これで魔王のスキルもいずれ取れるんだね……」


「よかったねマヤちゃん」


「ありがとうたく兄、このご恩はいつかまたね」


「そんなのいらないよ俺はマヤちゃんが強くなるのを見るだけで安心するよ」


「戦闘狂ですね兄貴……」


「そうともいうかな」


 その後232階層あたりに飛んでウサ丸と名付けた。


 ウサ丸とマヤちゃんはすでにめっちゃ仲良しになっていた。


『マヤ様……このウサ丸ダンジョンでひとりぼっちのところを拾っていただきサンキューなのだ!!』


「ウサ丸可愛いよウサ丸」


『マヤ様ほどではないっすよ!! ウサ丸はこれでもメスなので安心してくださいよっ!』


「いくよウサ丸!!」


『はい、こちらも本気で行きます』


 その後マヤちゃんは心霊体となりモンスターを屠る。


 心霊体で使える能力は念動力とスピリットアタックようするに心霊体での体当たりとスピリットボールにスピリットファイアにスピリットストームに色々とできる。


 魔術も最近は練習中なので大型のもの以外はできるようになっている。


 うさにゃんも一緒に戦っている。半分自立型なので一緒に戦えるのだ。


 うさにゃんとウサ丸……どっちもウサギだ……ウサギ大好きなんだな~


 そんなマヤちゃんはサイコキネシスも使いモンスターを倒している。


 これなら335階層ぐらいならいけるなと思い移動した。


 リザードマングレネードが現れる。だがマヤちゃんにはうさにゃんとウサ丸がいる。


 ウサ丸は爪を鋭利にして近接格闘が得意だ。


 うさにゃんはキック攻撃で格闘だ。突撃するうさにゃん。


「まったくマヤ様は……私というものがいるのにまたもやウサ丸とかいうどこの馬の骨みたいなウサギを仲間にするなんて……ぶつぶつ」


『すいませんどこの馬の骨のパペットラビットアンデットで……』


「先輩として戦い方を教えてやりますよ……ついてきなさい」


 うさにゃんがなんか機嫌悪いようだ。


 そうして本日はマヤちゃんのレベルが30ほど上がった。


 俺のレベルは5しか上がらなかった。


 でもなんかいつもより楽しいこんな日があってもいいなと思った。


「今日はどうだった? マヤちゃん」


「うんとねマヤは楽しかった拓郎兄ちゃんと一緒で~」


 マヤちゃんは可愛らしい顔で喜んでいた。


 この娘も戦闘狂じゃないのか……


 そうして魔刀君に返して今日は別れることになった。


 さて俺は残り394階層まで進めておくか攻略を。


 俺は自宅ダンジョンに潜る。攻略を進めるために。

よければブックマークに評価を☆5して貰えたら作者の執筆活動の励みになります。

感想とかも是非。

ここまでお読みいただきありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ