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第164話 勇人は裏山ダンジョンでも攻略を進めるようです

 前日までに名古屋ダンジョンを532階層まで攻略を進めていた勇人とマギアたち。


 だが名古屋ダンジョン探索所という場所では名古屋最強のパーティと急成長を遂げる駆け出しのパーティが来ていたようだ。


 名古屋最強のパーティの『雷鳴の聖騎士団』に名古屋で2番目の最強パーティの『暁の荒野』と急成長を遂げる駆け出しの注目のパーティ『灰猫』が来ていた。


 最強の名古屋の星たちが酒場という場所……実際は探索所併設の会議所みたいな場所でジュースを飲みながら、コーヒーを飲みながらの人もいて情報交換をしていた。


 雷鳴の聖騎士団の小泉光喜がパーティメンバーの三島聡と話していた。


「368階層のグレイトモンキーはちょっと相手したくないよな」


「そうだなグレイトモンキーは仲間を呼ぶからな……かなり厄介だ」


 『雷鳴の聖騎士団』の霧島彩香きりしまあやかも同じパーティの雪山由唯ゆきやまゆいに話しかけていた。


「ユイちゃんはお宝探している?」


「私はお宝より強いスキルが欲しい」


「そうだよね強いスキルあればもっと奥に進めるよね~☆」


「そうだなそちらは? なんか有益な情報はあるか? よければ奢らせてもらおうか?」


 光喜が情報を聞き出そうとしている相手は『暁の荒野』の面々。


「万年二位の俺たちより良い情報持ってるじゃないですか~」


「そうですよ~うちらのほうが良い情報あるわけないですか~~」


 そう答えるのは『暁の荒野』のメルシャとルーネ。


 なお二人は日本人である。異世界人ではない。


 いわゆるニックネームというやつである。


 本人たちが名乗っている通称が呼び名になるケースである。


 なおリーダーの刃は無口である。なお刃は本名である。


 紅茶をぐびぐび飲んでいる。


 カステラを喰いながら。


 そんな彼ら彼女らと距離を置いて飯を食べる少年少女の二人組がいる。


『灰猫』のパーティの二人組。双子のパーティだとか。


「おにい……腹が減ったのでスペシャルハンバーク食べていい?」


「どんだけ食うんだよ……さっきナポリタン喰っただろ?」


「あれはおやつ……ダメ?」


「別にいいけど喰ったらダンジョン潜るぞ」


「やったー……おにい好きだなそういうところ」


「はいはい喰ったら行くぞ」


 灰猫は15歳の双子の少年少女だ。


 なかなか底が見えないようだ。現在595階層まで攻略しているようだ。


 そろそろボス戦だと息巻いていた。


 正直勇人とマギアのパーティ『勇者と聖女』の二人より強いと思われる。


 灰猫の二人は野良ダンジョンを今まで攻略していたのでかなり腕が立つ。


 灰猫の二人組のことはおいおいに活躍を書くかもしれないようだ。



 そんな時に勇人とマギアは自分の家の裏山にあるダンジョンを攻略していた。


 このダンジョンは名古屋ダンジョンより難易度が数段上である。


 よって現在408階層まで攻略していた。


 弾けるリビドーを感じる。ギリギリとまではいかないが、絶望を乗り越えるためにあるからか。一進一退の攻防が繰り広げられていた。


 ハイオークジェネラル4体にデスリザードマン2体が現れた。


 斧を構えてハイオークジェネラルは振り下ろしてくる。それを勇人は右に回避して、振り抜けぎみに左に剣を振る。


 ハイオークジェネラルは崩れ落ちた。残り3体だ。


 マギアはデスリザードマン2体に対して風の魔法を放つ。

 エアブラストスピンを喰らわす。切りこむ様に吹っ飛ぶデスリザードマンはそのまま壁に衝突する。


 だがまだ動くようだ。勇人が高速で近づいて切り裂いて切り捨てる。


 轟雷も使う。ハイオークジェネラルとデスリザードマンたちは感電して死んでしまった。


 かなりの威力だMPを使うが、MP自動回復のスキルを得たので問題ない。


 そんなこんやでさらに先を目指そうとするが今日はもうこのくらいにしようかなと思うが……どうするか?


 マギアはまだいけると言う。


 それならもう少し進むかと進むことにした。


 まだ先を目指せるな。行けるところまで行きたい。


 勇人のガッツは天井にまで届いていたようだ。


 先を目指して目指してどこまでいけるのかわからないものである。


ここまで読んでくれてありがとうございます。


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