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第162話 勇人はナンバーワンになるために裏山ダンジョンを攻略するようです

 少しだけ遡る。2022年7月22日。


 今日から夏休みだ。結城勇人ゆうきゆうとは一人裏山のダンジョンで活躍をしていた。


 すでに120階層まで進めていたのでかなりレベルも上がっていた。


 勇人は勇者ロイトとして配信士としてダンジョンの配信を行っていた。


 ダンジョン探索者の資格も取っているので、すでに民間のダンジョンも潜ることができる。


 愛知には二つのダンジョンがあるが、名古屋市と豊田市の二つにあるようだが……俺の裏山にダンジョンがあるからそこを拠点として潜るほうが良いな。


 そして勇人はナンバーワンになるために顔を隠してダンジョンを潜っていた。


 勇者の仮面を被り、勇者の装備をして何とか頑張っていた。


 だが兵庫の刈宮市のほうで稲荷仮面というヒーローが活躍していると連日ニュースで取り上げられていた。


「こいつかっこいいな……俺もこんな奴みたいに強くなれるかな?」


 なんか憧れと嫉妬の二つの感情があった。


 そしてそれから頑張っていくことにした。


 8月15日。


 現在186階層まで到達した。


 レベルも196まで上がっている。


 早熟のスキルもあり、ステータスはかなり上がっている。


 これが現在の俺のステータスだ。


 結城勇人


 男


 16歳


 職業:勇者、配信士


 Lv.196

 HP:1600/1860

 MP:960/1500

 腕力:3280

 守り:2360

 速さ:2200

 賢さ:2000

 魔力:1600

 幸運:930

 器用:1800

 魅力:620

 

 エクストラスキル:早熟LvMAX 獲得経験値4倍 必要経験値1/4


 スキル:万能配信Lv8 蹴りLv15 鑑定Lv16 時空収納(インベントリLv12 猪突猛進Lv10 剣術Lv26 瞬歩Lv18 聖盾Lv15 勇気爆発Lv7 遠隔交信Lv7 完全匿名Lv6 ネット鑑定Lv5 充電Lv5 神器『スマートフォン』Lv3 ジャンプLv7 飢餓耐性Lv12 毒耐性Lv16 麻痺耐性Lv15 ストレス耐性Lv17 腐食耐性Lv15 睡眠耐性Lv12 魅了耐性Lv10 呪い耐性Lv8 破断Lv4 転移Lv10


 魔法:炎魔法Lv20 水魔法Lv18 風魔法Lv16 土魔法Lv16 雷魔法Lv22


称号:配信の英雄 ゴブリンバスター 竜殺し 潜勇者



 なんだろうかなりのスキルを持っている。


 ステータスも日本トップレベルだろう。


 だがあの稲荷仮面に勝てるのだろうか?


 そんな疑問が出てきた。


 とまあそんなことよりダンジョンだ!!


 俺はダンジョンに潜った。


転移で186階層まで潜る。


 そして200階層まで進めた。


 ボス? あんなトカゲ余裕だったよ。」


 デスリザードキングとかいうが大したことなかったぜ。



 そして巷でモンスターが現れているということで俺が退治しておいた。


 その時は勇者ライダーと名乗っておいた。


 何というか結構かっこいいなと思う。


 そして8月23日にダンジョンで人が倒れているところを発見した。


 連れ来てしまった。この娘はなんだろう? 魔族なのか? モンスターかも。


 だが目を覚ますとマギアと名乗った。


「私はアドレイナで冒険者をしていました。王滅と星崩のダンジョンを攻略していたら異世界に転移していたようです……」


「そうなのか……」


「帰れませんね……どうしたらいでしょうか?」


「俺の家に居ろ」


「いいんですか?」


「ああ、いいぞ俺と爺ちゃんの二人暮らしだし」


「私は聖女をしていました。ある程度の魔法は使えます。必ずあなたの役にお立ちしましょう」


「おおっそうだな」


 そして夏休みが終わり、9月9日モンスターが東京で大暴れしていたので俺は早急に東京に急行した。


 だが自分の力は力不足で役に立たなかった。


 9月20日。


 俺はマギアと共に裏山ダンジョンを350階層まで進めていた。


 無理だ……ナンバーワンなんて無理なんだ……俺はそんな自分の後ろめたい感情を隠す様に自分自身を鍛えていた。


「勇人……あなたはかなり強いわモンスターが強すぎるのよ」


「そんなことはないもっと上がいるこの世には……もっともっと上が……」


「気を落とさないで……あなたは強いですよ自信を持ちなさい」


 そして370階層のオメガレイジングウルフをぶち倒す。


 勇者の剣があるのでたぶん大丈夫だ。


 右袈裟切りにして余裕をもって打倒した。そんなことは良い。時間が惜しい。もっと上を目指そう。


 9月21日。


 怠い眠りから覚めた俺を濃厚な朝が迎える。


 眼を覚ますと俺の唇を離さないものがあった。


 見るとマギアが俺の口に唇を重ねていて、舌を入れてきた。


 最近こうだ。マギアが俺を求めてくるようになった。


 ほんの数日前にマギアのことが好きだと言うと私も好きだと言い、こんな関係になった。


 俺は年上のマギアのことが好きになった。


 18歳らしいがかわいい。ピンク色のロングだが魅力的だ。


 ついに欲情してしまって抱き合ってしまった。


 マギアは処女だった。胸もほどよくデカくて吸ってみたり揉みしだいたり弾力を味わった。


 入れ心地も最高でマギアは最高の女だった。


 終わった後に避妊魔法を使用したマギアが。


 そんなこともできるのか異世界は。


「このくらいわけないわよ……使ったのは初めてだけど」


 そして俺は最高に気分が良い状態でダンジョンに向かうのであった。

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ここまでお読みいただきありがとうございます。

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