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第157話 シャミーとアラキは裏日ノ本の裏鳥取を生き抜くようです

 行けど行けど荒野に砂漠。



 でも町が本当の簡易的な町があるというところにアラキと共に行くことに。


 でもそこには歩いて3時間かかると言う。


 道中はモンスターが出るわ出るわ狼の群れシルバーウルフの群れに遭遇したり、大変だった。


 シャミーも猫火の玉とか猫炎牙を喰らわせてやった。


 アラキは豪切断を使いなんとか倒した。


 荒野には天然の罠とかもある。


 何故か落とし穴があったり、踏むとダメージを受ける地雷なる物がある。


 でもなんとか感でそういうのがあるのがわかるとかそして時たまに宝箱とかが手に入る。


 中には食料とか貴重なアイテムとかがあるとか。


 でも殆ど罠でミミックだとか。


 そしてそういう奴ほどかなり強くてでもアラキはそういうのも倒せるようになってしまったらしい。


 そしてミミックの魔石とかがこれまたかなりの物で買い取り屋という場所でアイテムとか食料とかと交換してくれるとか。


 泉とかもある。落ちているペットボトルに聖水を入れて飲むとHPが回復するとか。


 なんだがうちの世界みたいだ。


 シャミーは固定観念というものがなかった。元居た世界でも冒険者として生き抜いてきたからだ。


 素材を集めて冒険者ギルドに素材を納入してお金を貰うというその日暮らしをしていたからだ。


 シャミーはこれでも16歳で元の居た世界では15歳で成人なのでもうすでに成人している。


 でも素材とか食料とか集めてみんなで消費していたらまた集めないといけないのだ。


 この世界はなんだろう異常だ……モンスターしかない。

 しかもダンジョンがある。


 そんな世界で人は少ない。


 そういう世界だろう突然出来た世界だとかいうけどどこまで信用すればいいのかわからない。


 歩く。さらに歩く。


 モンスターが出てくる。オークだ。豚の頭を持つ魔人だ。


 でもアラキが何とか倒してくれる。


 シャミーも小剣を使い倒す、猫魔族に伝わる猫系の魔法猫魔法で自身の腕力と素早さを上昇させる。


 猫の踊りはどんなものも上げていく。


 猫魔法というより踊りだ。舞とも言える。


 猫魔法は猫魔族に伝わる秘術だ。


 猫魔族にしか使えないのだ。


 ニャンアップ。


 猫の上昇。腕力を上昇させる。


 ネコスピードニャンフル。


 素早さを暫くの間かなり上昇させる。


 アラキにもこの秘術をかけてあげる。


「アラキ大丈夫かにゃ?」


「ああ大丈夫だ」


「そう大丈夫なのね……よかった」


「おいおい会ったばかりだけど俺はそこまでやわじゃねえよたぶん」


「そうでしたにゃね……まあ心配なんかそんなにしてにゃいけどね……」


「おう……それはよかった」


 アラキのことがなんか気になるにゃ。


 シャミーはなんか猫のような気持になる。


 でもアラキは使えたいようなそんな感情が。


 シャミーは頑張ることにした。


 さらに進む。


 そしてやっとのことで町についた。


 といっても広場に人間が……2人くらしているだけだった。


 1人は子供、10歳くらいの少年で名前はタイチ。


 もう1人は13歳の少女セラと名乗った。


「子どもしかいないのアラキ?」


「うんそうだなそうなんだ……俺が会った人はこいつらだけなんだ」


「アラキ兄ちゃん強いから安心」


「アラキ兄……この猫少女はもしかして拾ったの?」


「拾われてはいません……まあアラキが寂しそうだったのでついてきただけです」


「ふ~ん」


「へ~」


 とまあなんかからかわれた。


 とまあ町にある買い取り屋なるところに素材を持っていくと食料と交換してもらえるらしい。


 なんか変な場所だった。


「これが買い取り屋……? ただの台座にしか見えないけど」


「まあここに素材を置くんだよすると食料に交換されるんだ」

 

 アラキは魔物の素材を置いた。


 そしてものの数秒で次々と食料が出現した。


 米に塊肉に野菜が出てきた。


 大根とカボチャだ。


 肉は豚肉のように見える。


 そして今日は晩飯を食べることにした。


 廃家から鍋とかを持ってきて、ご飯も焚いて食べた。


 タイチ君とセラちゃんは美味しそうに食べていた。


 私もなんか心があったまるし。


 アラキにはなんか不思議な魅力があると思うんだにゃ。


 夜空はどの世界でも綺麗なんだと思えるほどに星々が大量に空に輝いていた。


 でも知らない星座ばかりなのでここは裏世界なんだと言うことがやはりわかるようだ。

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