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第146話 自宅ダンジョンで魔槍現る

 悪夢のダンジョンが気になるが……今は自衛隊が五月蠅くて御熱心に攻略しているようで……一般開放はされていない。


 よって自宅ダンジョンを300階層までクリアしてしまおうと今頑張っている。


 現在272階層である。


 少しづつ進んで強力なモンスターも今回はイルミナとかテルネアスも一緒で攻略している。


 テルミネスさんもテルミナスさんも攻略したいと聞いて来たそうだ。


 なお彼女たちの昔話をすることになる。



 テルミネスとテルミナスは学園長の姪だそうだ。


 そして二人は仲良しでアイドルを目指しているとか。


 二人でスクールアイドルをしていたそうだ。


 そんな中でナナナとナナカがちょっかいをかけた。


「私たちもスクールアイドル目指していい?」


「何? 藪から棒に?」


「私たちもアイドルしたい!!」


「ナナカがしたいようです」


「いいわよかかってきなさい」


 そしてアイドルの道が始まった。



 現在もスクールアイドルというより探索者アイドルとして地道にかんばっているようだ。


 たまにダンジョンチューブに配信とか流しているらしい。


 試しに今回の謎のダンジョンを配信してみたをしているとか……


 おいおいおい……今のダンジョンは一応秘密なのに。


 まあでもどこだかはわからんし……いいか。


 さて272階層の探索を開始する。


 爆速で275階層に行く。


 ボーンコボルトギャングの群れが焼肉をしている。


 微妙に可哀そうだが蹴散らした。


 そしてルナが暗黒魔術でボーンを破壊した。


 無慈悲な一撃だった。ボーンは吹っ飛んだ。暗黒の魔素をふんだんにトッピングされたパフェのように甘いが苦い一撃だった。


 暗黒をそのまま表したのか名前も『ダークネスバストラス』とかいう名前だった。


 これで敵は苦しんで死ぬらしい……無慈悲だ……


「はっはっはははははあっははははは!! 弱いモンスターなど私の前では雑魚も同然よ!!」


「油断するなよルナ」


「わっかてるわよユキト」


 サナも負けずと闇星魔導砲を放ってボーンコボルトギャングの亜種、ボーケストコボルトスタミナを倒す。


 こいつら波動よりも魔力を消費するタイプだった。


 なかなかスピードが速くて魔法を駆使するタイプだからクロンがたじたじだった。


 でもクロンには覇王聖神盾をかけているのでたぶん大抵の竜のプレスだろうがウィザードレベルの魔導士でも魔法を跳ね返すだろう。


 そしてイルミナも炎の魔導を使い敵を打ち滅ぼす。


「これでいいですかね……私の力を奮えば敵は暗黒の躯になるから……気を付けてねタクロウ?」


「おまえはなかなかやるからな」


「うん、拓郎は凄いね……こんな暗い暗黒の空間で動き回れるなんて」


「そりゃヒーローはいつだってリズミカルに動かないといけないんだから」


 そんな感じで276階層、277階層を進んでいく。


 そして283階層で限界突破のトロールに出会った。


 バスタードトロールが現れた。


 巨漢の棍棒がクレーターでも出来るんかいというツッコミが入るレベルの被害が出そうな、規模で地面が陥没した。


 バスタードトロールに火蜂を食らわした。


 そこそこ効いている。でも決定打にならない。


 しかたないから覇王拳を食らわす。


 そしてヒカリにリーフルも駆使してなんとでもなりそうだ。


 スランが粘弾を放つ。

 マイカが触手で切り裂いた。


 アグニスが剣で切り裂いた。


 マリンが大海の魔法で水をぶち込んだ。


 アルマが禁術で支配して破壊した。


 そしてみんなでぼこっていたらなんとか倒した。


 284階層の粘土状の粘土人形がわらわらと出現した。


 一度に30体も出現し。


 世界線を崩壊させるかもしれないほどの、崩落を引き起こす。


 アンリミテッド・ブレイク。


 地盤沈下を引き起こす。


 粘土人形は全て消去した。


 地に伏せたのではないかと思われる。


 285階層のスぺシードブレイカーオークが強敵だった。


 意外と素早くて力が強いし耐久力が半端ない。

 

 でもナナナちゃんがナナナのバナナは不味いバナナというぶつけ技で口に放り込んだら不味くて苦しんで死んだ。


 ナナナちゃんの攻撃がなんか悪魔的だ……


 そして286階層のブリアントグルードスネークが大蛇みたいなやつで悪魔的な見た目だ。


 だがなかなかに傷をつけづらいから弱くが無いがそこまで強くなかった。


 マリンが海を波動として放つ水魔法で破壊的衝動を放って倒した。


「ふっふふふふふ……このマリンにて倒せぬ敵はいないぞ!!」


「楽しそうだなマリン」


「うぬご主人の波動……武気に魔力に霊力が底知れないからマリンに力を与えてくれるからだぞ」


「そうなのか? それはよかった」


「つまり……使い魔とか使い武器には使用者の力が一部譲渡されるものなのか……」


 ユキトがいつも以上に神妙に思考していた。


 ユキトも技能派なのかな……


 288階層も突破。290階層も突破。


 295階層までもそこまで強い敵も出ずに299階層まで進める。


 そして300階層のボスがキングベヒモスバラート。


 カバみたいなやつだがいつも以上に油断できない。


 クロンが俺の横で一緒に魔法剣で遠距離攻撃。


 捻るような動きでにゃっにゃっと言っているのが大好きだ。


 シロンちゃんもなんか可愛動きで杖を振り聖魔法を放っている。


 なかなかさまになっている。


 基本的にみんなで倒そうとしていたらまあ普通に倒せた。


 バラートでもそこまで強力な敵ではなかった。

 

 これだけ大人数だとか。


 そして宝箱から槍が現れた。


 なんか禍禍しい槍だな。


 そして……


『お主が我がマスターだな』


 案の定喋ったよ。


『変身してやろう』


 そこにはイケメンの黒髪の男性がいた。


 今度は男か!?


 まあ女ばかりだったからまあいいけど。


「我が名はデュランダル……デュランとでも呼べばいい」


「デュランダル!! 頼りにしてるぞ」


 そしてとりあえず地上に帰還した。


 もう一人のなんかやっかい者に目をつけられていたのは見過ごしていた。



 この子なんなの?


 ユキトにくっついて離れないけど。


「なんだお前……そうかおまえ俺の従魔になりたいんだな……」


 なんか雪の子みたいな不定形のゆきっこかな? みたいな精霊みたいなモンスターがユキトの従魔になった。


 名前もユキッコになった。


 とまあ色々な仲間を手にして悪夢のダンジョンに挑戦することになる。

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