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第140話 大悪魔

 エイコとKが猿蟹合戦を始めたころ合いに、大悪魔が出現した。


 魔術師たちの前に現れた大悪魔は魔術師を食い殺していた。


 エイコは軌道系の想雷魔術を使用した。

 Kは充用な軍機起動系のミッドナイト魔術を使用した。


 サテライト軍機ミサイルが起動する。


 大悪魔は稲荷仮面を狙いすましていた。


「グンGUUUUUUUUUUUUUUん!!!」


「ちっやるなっ……」


 大悪魔は杖系統の大魔法を使役して、悪魔災害級の魔法を執拗なく放ってきた。

 テルネアスにも反応したようだ。


「女神!? イルナsrじゃkl;fjkjこsklsd;fsjfsklfdんskllkfsklがががががあ」


「お前のことを女神だと言ってるぞ」


「私はただの人間…………」


 銃器の扱いに慣れた人間のようだ。

 大悪魔の攻撃をしのぐ。


 するとKが乱入してきた。Kが破壊の雷帝を放ってくる。

 なんだこいつ……一般人じゃないのか?


 幻想の不逆破壊手を放ってくる。


 そして右手の人差し指に魔素を纏い、大悪魔のこめかみに右手を貫いてきた。


 エイコは古式魔法を使用している。


 チーム全体の基礎体力を上昇している魔法だ。


 大悪魔は破れた。


 だがそこでエイコとKが立ちふさがった。


「俺たちの計画の礎のために犠牲になってもらうぞ」


「あなたのサポートをするために生きてきた」


「やめておけよ……俺はヒーローだ。このくらいじゃ障害にならないからな」


「右に同じ…………」

「トラネもこんなやつらに負けないにゃ」

「クロンも同じです」

「私の力を思い知るのだ!」


 Kは右の指先から魔素の光線を発射する。


 トラネに当たる。トラネはそれを喰いつくそうとする。


 クロンは戦武の踊りを踊る。

 身体能力を十二分に上げる。

 リスティは極大の蹴りを放つ。

 エイコに当たる。エイコは尻をはらう。エネルギーを無限に高めるK。


 ただ魔悪人が出現した。

 ゲルゴネスとイリジンが出現した。


 

 エイコは古式魔法でオリジンを秀悦に奮う。

 ゲルゴネスをひねり潰す。


 イリジンはリスティに楓撃系の魔法を放つ。


 でもリスティはそれを気力で跳ね返す。そのままリスティは拳に気を籠めて殴り飛ばす。


 イリジンも動かなくなる。

 

「どうして俺の邪魔をする……魔術師たちを使役して、世界を征服するために何ができるか……俺のさらなるレベルアップのために……」


 Kがそんなボヤキを見せる。


 Kが炎の鷹を生み出す。


「幻想獣だ……こいつをお前らに向き合わすとお前たちの魔術を封印することができるぞ」


「やってみろ……」


 炎の鷹がこちらに飛んでくる。稲荷仮面は炎の蜂を生み出す。ぶつかり合いて、世界を飛ばす。



 さらに幻想の隼が出現した。

 時間すらも凌駕して稲荷仮面の前に出現して稲荷仮面の魔導を封印してくる。


 だが武気を練ることで、波導を重ねて術を行使した。


「英我独尊!!」


 十二分に攻略の波動を重ねた。


 幻想の獣たちが放たれる。

 ミミズクに隼に鷹に鷲に……狩人たちが放たれる。


 幻想破りをリスティが行使する。


 リスティは意外と工夫をこなすことができるようだ。


「K……古代バビロニア魔術を使う……」


「やれ……」


 大魔術を行使するエイコ。暗黒のネズミ人形が踊りだす。


 そしてエイコたちは逃亡した。


●●●


 ナナナとタケルと合流したナナカと雪兎と東樹は暴食の魔女と対峙していた。


 暴食の魔女は金髪のロングで妖しげな深紅の瞳で魔女のような黒い装束を身にまとっていた。


「長き旅のうるいことだった……男の気力を戴きに来た。あと……飯を喰わせろおおおおお!!!!!」


「なんだこいつ……」


「ナナミ姉じゃん」


「そうよナナミ姉よでも今は敵よ」


 どうやら関係者のようだ。最近起き上がり、中二病に目覚めてしまったようだ。


 なんたる痛い姉のことなのだろうか……ナナナが相手をすると言う。


 ナナナはバットを出す。


「黄金バットはバナナのバット~♪ なんでも壊せる~♪ なんでも破壊する~♪ 最強バットだほい~~~♪」


 そして暴食の魔女ことナナミ姉は同じくバット。

 黒いバットを出した。


 そして女の殴り合い。

 壮絶だったそしてあっさりナナミが勝つ。


「負けちゃったからナナミ姉のほうにつく~」


「というわけでお姉ちゃんの勝ちなのだ~☆」


「仕方がない……事情を聴いてくる……」


 ナナカが行くことに……そして2分後……ナナカもナナミにつくことになった。


 もうめんどいからみんなでナナミさんの話を聞くことにした。


「するとねえ起きたら世界が壊れそうだったから私の暴食の力でなんとかならないかと……思いお腹減ったのに食料が家に無いときたもんだ……つまり八つ当たりってわけよ!」


 どういうわけだ……というみんなの心のツッコミを入れる主に東樹とユキトだが……


 そして、とりあえずナナナが果物系統を出す。


 バナナ、ナシ、シャーベット、トマト、トルコライス、スイカ、かりんとう……


 全てばくばくと食べるナナミ姉……凄い食欲だ。


 なお本人曰く食べれば食べるほどナナミ姉の潜在魔力が膨れ上がるとか。


 無限の食欲で胃袋は宇宙らしい。

 寝ることで魔力を貯めることもできて、魔法ならあらゆる魔法を習っているらしい。


「これでも美夏ちゃんに教えてもらってるから出来ることよ?」


「美夏ちゃんって魔法少女の?」


「魔法少女系アイドル美夏ちゃんですね」


「呼びましたか?」


 中に杖の上にまたがっている魔女ウィッチがいた。


 どうやら美夏ちゃんらしい。


 事務所の都合で人助けを行っていたが、そんなことをしている暇でアリスを探しているらしい。


 従姉妹だとか……

 初めて知ったぞ……


「アリスは大魔女の血筋で……うちもそうだけど母親が別々だけど強い家系だから……」


 アリスのお母さんは魔無で美夏のお母さんはリーサさんでリーサさんのもとにアリスは預けられたらしい。

 リーサさんは最近見つかったなんとか逃げ延びて助かったらしい。


 そのことをアリスに伝えたくて……ということらしい。


 魔術師の雑魚どもを片付けて進んでいく。


 大モンスターらしい奴らも出てきてどんどんカオスに。


 紫陽花の姫騎士団の連中が秋葉原とかで頑張っている。



 竜宮院アリエルがデスグランドトリッキーユダンガを相手している。


「アリエルじゃん~大丈夫?」


「美夏いるんなら助けてよ~~~ありえるだけじゃあ無理なこともありえるんだよ~~☆」


 アリエルが光魔法を放ち、ユダンガを蹴散らした。だがまだまだ巨大なモンスター達がいる。

 魔術師が操っている感じだと雪兎は見抜いた。


「どうも……何か操っている奴らがいるぞ……あそこだ!!」

 そしてそこには結界を張っている連中が……


「クソッバレたらショウガナイやれお前らっ!!」


 東樹が殲滅ノ破壊者でなんとか倒す。

 そして、親玉の魔術師ギリンが相手をする。

 ナナナのバナーナソードで粉砕した。

 ナナカが歌の波動でギリンの動きを止めている間に倒す。


 そしてついに親玉となる魔術師の新闇の敵に追いつめた。


 稲荷仮面とその仲間たちもついに集合した。


 そこにいたのはテルミネスとテルミナスだった。

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