ハロウィンナイトフェスティバルアニバーサリーinラノベエキスポ
今日は……ハロウィンだ。
お祭り気分なのは良いが……今日こそは外に出られるな。
タクロウとして稲荷仮面として仮装してきた。
まあ俺の場合仮装ではないけどな……
俺はいつもながら……よくわからない戦いに明け暮れていた。
魔神人と戦争してきた。魔悪人を撃ち滅ぼしてきた。
竜魔人を打倒してきた。
魔神人と魔悪人との戦争を止めるために異世界に飛んだ。
あの時イルミナと共に、リスティと共に、ファルナと共に、喰太とともに、雪兎共に、アリスと共に、水榎さんと共に、蒼威ちゃんと共に、クロンと共に、トラネと共に、紅蓮の拳と共に、マヤと共に、魔刀と共に、心空共に……異世界に行くことができてよかった。
だけど驚いた……怪傑サンダーも一緒に行くと言い出したのは難ていうか驚いた。
そしてタケルはと言うと……自分はこっちの世界を守ると言い出したのは偉いと思った。
ナナナとナナカと狸仮面にスーパー仮面と音の魔術師と豚の嬢王とマッドクリエイター中のヒトと太陽キングマンと月照仮面と月餅仮面が……こっちの世界を守ると言い出したのは、驚いたよ。
そして俺の従兄妹の魔視美夜 詠美が来てくれたことが負けないためのピリオドを打てるはずだった。が彼女のおかげだ。
俺の本当の姉が来てくれたのも、勝利の方程式のための行為だったんだ。
俺の姉みたいな従姉弟の増宮神音と弟みたいなハトコのの三矢戦梨が駆けつけてくれたのが……この時のために残された……すべての敵を倒すための……宿命だったんだ。
だからこそみんなのために俺は出来たんだ……みんなのために。
俺はだから……電導にもお礼を言わないとな……
あいつがいなかったら死んでいた。
桃子にもお礼を言わないとな……みんなを集結してくれたから。
アマリちゃんやアマトが来てくれた。
サイアイも来てくれた。
タケオも来てくれた……。
遥か未来から……来てくれたあいつもだ……数基も来てくれた……
当潜も来てくれた。
父親も駆け付けてくれた。
爺ちゃんも来てくれた。
母も来てくれた。
鈴子も来てくれた。
皆俺のもとに来てくれた。
バステト様も来てくれた。
スランはいつも俺の近くに来てくれた。
俺の武器たちはいつも最後まで俺を愛してくれた。
俺の従魔はいつも頑張ってくれた……
おっと……そろそろついたか……ハロウィンの会場に……
じゃあ遊びますか……
タクロウはそうしてハロウィンの会場に足を踏み入れていったのだ……