第127話 警察官のおまわりさん
気持悪いのね……
どうして銀行強盗みたいな真似をするのねんあの人は……
そんなのおかしいのん。
やめさせるのん。
熊さん可哀そうなのねん。
猫さんもかわいそうなのね。
いつも同じことの繰り返しなのん。
「ナナナちゃんじゃないか……こんなところで何をしているんだ!!」
「警察のおまわりさん……どうしてあなたがここにいるのねん」
「やだなぁ僕はナマケモノの警察官ですよ」
「どうゆことねん……いつもいないよねあなたは」
「いるよ仮眠をとってるだけだよ?」
「でもこんなお祭りの時だって私服姿で……いるのねん……」
「だからそれが…………」
「どうしたのねん」
「何か騒がしいな……」
「うん、そうなのん……」
「あそこか……あのレストランか……」
「朝なのに騒がしいのねのん……」
「開店前なの?」
「開店前に準備しているのん」
「ナナナちゃんはどうして知ってるのかな?」
「秘密のお客様だけ読んでみんなでライブ中継を見てただけなのに…………どうしてそうなった」
「騒がしいから来ちゃったんだろたぶん」
「そうかもしれないのねん」
この時ナナナは思ったいつもいくレストランだけど最近いってないことに気付く。
それがいけないことだったのか……
「あそこもともとは焼き肉屋だったのねん……」
「今は?」
「たぶん中華料理を出してた昔は……」
「今は?」
「ファミレスなのん? たぶん違うのん」
「でも今は?」
「カフェのような……ちょっと違うのん」
「でも今は色んな料理を出そうとしてるでしょ?」
「うんそうなのん」
「つまりファミレスだよそれは」
「でもでもあそこには楽器が置いてあって……」
「うん……そういうファミレスがあっても面白いよね?」
「違うそうじゃない」
「違わないよ……そうじゃない……そこは楽しいファミレスだよ」
ナナナは気づいた……この警察官……と名乗った男性は本当に警察官なのか……という疑問にいちおう近所に住んでいる親切なお兄さんなのだが……本当に警察官なのか? という疑問が出た。
彼はいつも朝早く起きて、ゴミ出しをしてて、すぐに戻ったと思ったら、テレビをつけ
ていて、ご飯を食べていて、警察の所のほうに行ってない。
だが夜遅くになるとぶつぶつ独り言をいって外に私服のまま出ていく。
なにかおかしな変人さんである。
でもいつも外に出歩いている子供たちには声をかけて、「早く家に帰れよ」とか「もう遅いぞ! 何時だと思っている!」など子供には積極的に声掛けをしている。
「あなたは本等に警察官ですか?」
「うんそうだよ警察官になりたいよ」
「うん……つまりあなたは警察官ではないのですね? 違いますね?」
「うんそうだよ……僕の本当の職業は探偵なんだ」
……………………………………探偵? つまりこいつは諜報部隊の一人か……
いやまて探偵をなにわいにしている職業のかたか……? 異や待て考えろ? う~~~~~~んわかんないなぁ~~~どうなんだろう? この人頭いってる人か……?
仮に探偵だとしよう。つまりどういうことだ? 探偵とは諜報活動をしている人物だろ?
普段は夫の浮気探しを依頼されたら……するのが探偵とか。
探偵の仕事は何かを探したりとかそういえば家で飼っている猫が最近帰ってきてないなぁ……どこいったのんバナッコ・ネルネーン・十七世。通称バナルンもしくはナルン。ナルと呼んでいるが私は。
「ナルのこと知りませんか? ナルって家で飼ってる猫で……外飼いなんですけど?」
「う~~~~~~~~~~ん…………………………? 知らないな……でも最近うちの家に餌をねだりに来るぶち猫がいるんだが……それかなもしかして……?」
「違うのん。うちの猫は白猫と黒猫のハイブリットで……灰色の猫なのん」
「グレーの猫と言いたいのか……う~~んそういえば昔ある公園でみたような……」
「でもレストランが心配なのん」
「そうだな今はレストランに行くことが先決だ」
そうして謎の警察官と共に私はレストランにゆっくりいくことにした。
●●
がやがやと騒がしくないが店はやっているようだ……
でもまだ朝の8時なのに……開店前だと言うのに……店はやってる。
確かうちの飲食店って朝8時からやってるところはなないんなのん。
おかしいねフェスティバルの準備として今あのレストランは稼働してはいるが……
恋をしたくないかと少年は言われた。
でもその恋は偽物で……本当の恋は簡単にいかないものである。
お祭りは今は静かに行われている。
世界から声が聞こえなくなったら……人類はどうなるのだ……?
いやだそんな世界は……嫌だ……嫌だ……嫌だ……いやだあああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
「ナナナちゃんどうしたんだい……!? いったいいきなり大声上げて……?」
「いやなのおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」
「どうしたんだいっいたったい。いったいどうしたんだ本当に……?」
「声を上げてもいいじゃないかああああああああああああああああああああああ!!!!! 夢を諦めさせるなああああ!!!!! ふざけんなぁ!!! 夢を認めてよおおおおおおおおおおお!!!!!! 声を出して本当のことを言ったっていいじゃないかああああああああああああああああああああああ!!!!!!!! なのん。」
「ふっ~ふっ~ふ~~~~ん。疲れてるんじゃないか君も僕も?」
「そうかもしれないね……周りに人が殆どいないのねん」
「外に?」
「うんそうなのん」
「なんでだろ?」
「なんでなのかなのん」
「なんでだろ?」
「そうしてみんな引き籠るなのん」
「病気でも流行ってるのかな?」
「たぶん違うのん。それよりストレスなのん。」
「うん……? まあストレス解消法がない人もいるだろうね」
「それは……なに?」
「解読法はペテン師よりも凶悪な答えだ」
「?」
「ペテン師は世界を騙してきた。そしてじっぶんも騙せてしまうほどの天才だった。でも……」
その時世界の声が聞こえた。叫びの強父と恐怖の叫びが確かに聴こえた。
☆ ☆ ☆彡
『あの人を救ってあげて………………………………後生だから』
◇
「聴こえた確かに……」
「聞こえたなのん」
つまりそういうことか……! 助ければいいのか……!
じゃあ行ってくるわ……俺は変身してな……
「待つのねん……何をするつもりなのん……?」
「なあにちょっと変装して彼に会いに行くだけさ……それだけさ」
「待つなのん……私も………………………………;;」
去らば☆彡
あれっ本当にいなくなったなのん……
どこいったなのんアの日徒……
まあいいかなんとかなるのん……
たぶんあの人は助かるのん。
絶対に助けて見せる!!!!!