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この世界にダンジョンが現れたようです ~チートな武器とスキルと魔法と従魔と仲間達と共に世界最強となる~  作者: 仮実谷 望
第一章 この世界にダンジョンが現れた編

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第10話 ちょっぴり武闘系女子高生がダンジョンとかに憧れていたので一人でダンジョンに潜ることにした

 梅田にダンジョンに繋がる黒い穴が出現して40分ほど、警察などがまだ駆けつけてない状態で一人の女子高生がバットを担いで、プロテクターをつけて、黒い穴の前に来ていた。


 渋谷に黒い穴が出てきたと報道を聞いて水野蒼威みずのあおいは一人浮き足立っていた。

 俺だってダンジョンに潜りたい。


 蒼威は俺を使う俺っ娘だ。

 蒼威は渋谷の報道を見てどうしても暴れ回りたかった。

 蒼威は武闘派だった。

 昔から喧嘩ばかりしていた。

 その辺の男なんて目じゃないほど強気の性格。

 男勝りの性格だった。


 蒼威はだからというかネット小説を何時からか読むようになっていた。

 そして異世界転生物や転移物とかを見てモンスターをバッタバッタと倒すのに憧れていた。

 蒼威は俺もモンスターを倒したいと考えていた。

 それから毎日筋トレや武術の練習。

 バットを振るなどなかなかの鍛えぶりだった。

 そして今日が来た。

 まさかの一番乗りである。


 そして梅田のビルの雑踏の中にある黒い穴に飛び込んだ。


 蒼威は全然恐怖してなかった。

 怖さより、震えるほどの興奮があった。

 これからモンスターを倒せるのだから、俺の力が揮えるのだから。

 これまで生きてきた世界は退屈だ。

 日常は日常。

 平坦な世界で起きる毎日の連続。

 そんなものは蒼威の中では退屈の一言しか言えなかった。

 俺も化け物と戦いたい。

 力ある限り、肉躍る、血の飛ぶような湧き出るギリギリの戦いをしたい。

 将来の夢は軍人だったりするが、この国には自衛隊しかない。

 戦争なんてもうしないと思われるだろうし。

 日本はなんて退屈な国なんだろう。


 蒼威はそんな日常とさよならしたかった。

 そして今目の前に強そうなモンスターがいる。


 ふふっ先手必勝!!

 蒼威は勢いよく飛び出すように走り出した。

 相手はコボルトだと思われるが蒼威は犬魔人とでも呼称をつけていた。

 

「犬っころが!! 俺がてめえをぶっ殺してやるからな!!」


「ガウガウガウッ!!」


 威嚇するコボルトだが、蒼威の動きが常人とはいえなかった。

 蒼威は長年の訓練の末に気を使うことを感で理解していた。

 これにより気のコントロールにより肉体強化の感覚を理解していた。

 バットにさえ気の強化を施していた。

 だが、蒼威はそれを意識してやっているわけではなかった。

 あくまでも無意識の感覚でだ。

 なんとなく力を籠めて、肉体をさらに強くしたいという感覚にしているだけで、本人は無自覚である。

 そんな蒼威の強烈な金属バットの一撃がコボルトの脳天に横から突き刺さる。

 コボルトは吹っ飛ぶ。

 それほど体重があるわけではない。

 だから女子高生であるがそんじゃそこらの女子高生とは比べ物にならない蒼威の一撃は重たかった。

 コボルトはゴブリンと同じくらいの強さだが、若干だがゴブリンより速さが高いので集団で出てこられると結構厄介な魔物だ。

 だが運のいいことに今回蒼威の前に現れたコボルトは1体のみだった。

 なので普通よりもかなり鍛えている蒼威の前ではコボルトは赤子同然だった。


「もう一発っ!!」


「ガリュウウウウウウウ!!」


 痛がるコボルトもはや瀕死だ。

 そして3発目の金属バットの一撃が入る。

 コボルトは動かなくなった。

 コボルトは死んだのだ。


【レベルアップしました。セカンド撃破ボーナススキル『鑑定』を獲得しました。スキルポイントを50ポイント取得しました。】


 うんっ? いきなり謎の声が脳内に響いたのである。

 蒼威は一瞬驚いたが、普段からネット小説を山ほど読んでいるので順応は早かった。


「そうそうこういうのが定番だよね。そういえば忘れていたなステータスオープン!!」


 すると半透明状のウィンドウが蒼威の前に現れた。

 蒼威は当たり前のように自分のステータスを確認する。


 水野蒼威


 女


 17歳


 職業:高校生、狂戦士


 Lv.2

 HP:150/150

 MP:45/45

 腕力:128

 守り:54

 速さ:62

 賢さ:50

 魔力:40

 幸運:38

 器用:55

 魅力:120

 

 スキル:気操作Lv.4、肉体強化Lv.3、物質強化Lv.3、威圧Lv.2、狂化Lv.2、鑑定Lv.1


 魔法:


SP:50


 これが俺のステータスか!!

 へっいいねっわくわくしてきたよ。

 でも狂戦士ってなんだよこれっ?

 俺は狂ってないぞ、いたって平常だかんな。


 蒼威はさらに歩を進めることになった。


 それからコボルトを一方的に屠る。

 魔物じゃなかったらただの動物虐待だと思われても仕方ない光景だった。

 そうやって5階層くらいまでやってきた。


 レベルは8まで上がった。

 その際SPを使用して新たなスキルを覚えようとした。

 蒼威が覚えられるスキルはこれだ。


 暴圧の一撃……必要取得SP200


 暴装の武装変化……必要取得SP200


 狂暴な破壊打……必要取得SP250


 安静化……必要取得SP100


 武神モード……必要取得SP500


 完全叫狂強化形態……必要取得SP1000


 とりあえず狂暴な破壊打を取ることにした。

 どうやらMPを30ほど消費して使える強力な一撃らしい。

 今だと一撃しか使えないのか。

 蒼威はさらに先を目指した。

 残りSPは100だ。


 そして6階層はコボルトエリートの巣だった。

 コボルトの強いバージョンと言った感じだ。

 若干体が大きいし、持っている武器が剣だ。

 だが、蒼威はさらに凶暴性を増す。

 まさに狂戦士と職業の欄にあるぐらいだ。

 なかなかの実力だ。

 そうしてそのまま10階層まで歩を進める。


 10階層は大きな扉があった。

 どうやらボス戦らしい。

 まあそうだよなボス戦だよなと蒼威は思った。

 でも今までの敵ぐらいなら楽勝だったから大丈夫だとたかを括っていた。

 

 10階層のボスは鑑定によるとコボルトキングだ。

 コボルトの巨大なタイプと言った感じだ。

 持っている武器も戦斧で特別に大きい。

 

 蒼威は肉体強化のスキルを使用する。

 今までも無意識に使っていたが、意識して使えばかなりの効果になるようである。

 そして物質強化も使い、狂化する。

 意識が狂うように狂暴になる。

 そのまま敵殺ス、殺ル、破壊スル。

 と理性の飛んだ破壊人形のようになった。

 人間の出せる速度を超えた動きで蒼威は駆ける。

 疾走する蒼威は稲妻のごとき速度でコボルトキングに迫る。

 

 そのまま金属バットを横殴りに揮う。

 何度もぶつける、殴る、回転する具合に何度も殴打する。

 限界を超えた腕力で殴りつける。

 

 己の力の限界を超えた狂気の一撃を加える。

 殺戮の限りをつくす蒼威。

 コボルトキングはサンドバックにされた。

 そしてついにコボルトキングは死んだ。

 光の粒子となって消滅した。

 その瞬間狂化が解ける蒼威。

 

「やりすぎた……てへっだな」

 

 ちょっと女の子らしく言ってみた。

 これでも一応乙女なのであるからと本人は自負している。

 女の子らしさはどこかに捨ててきたみたいな少女だが。


【世界セカンドボスクリアボーナススキル『収納空間(究極)』を取得しました】


 うん?セカンド……さっきもだがセカンドと言うことは既にボスをクリアした奴がこの世界にはいると言うことかと蒼威は考えた。


 蒼威はさらに歩を進めることに。

 転移の祭壇が眼に入ったが、今はそんなことよりこのダンジョンを踏破することが先決だと思い先を目指した。


 蒼威がダンジョンを攻略しているとき、外の梅田は大変なことになっていた。 

 

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― 新着の感想 ―
[気になる点] 女らしさをどこかに捨てた狂戦士の女なのに魅力高すぎませんかね
[良い点] 他の人の視点を書くのもいいけど [気になる点] なんでファースト撃破ボーナスがコイツにつくの? 意味がわからん
感想一覧
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